レポートNo98 2014.1.9  <倉林 勝>

リテール2013年11月資料

11月は中旬から冷え込み、前年に比べ土曜日が1日多いこともあって卸売業、小売業共に順調であった。卸売業は7ヶ月、小売業は4か月連続の増加となった。コンビニエンス、ホームセンターも5ヶ月ぶりに既存店がプラスとなり、家計消費も3ヶ月連続で名目が増加した。消費者物価指数は食料とエネルギーを除く指数でも2ヶ月連続して前年比プラスとなり、デフレ脱却の動きが見られる。


12月の天気・・・気象庁

*11月の概要

:北・東日本日本海側では降水量がかなり多かった

低気圧や冬型の気圧配置の影響で、北・東日本日本海側では降水量がかなり多かった。

:中旬以降は、たびたび強い寒気が南下

気温は、上旬は全国的に高かったが、中旬以降は寒気が流れ込み、東・西日本と沖縄・奄美では平年を下回る日が多かった。

:中旬は北日本日本海側では降雪量が多かった

中旬は冬型の気圧配置が強まり、北日本日本海側の降雪量は多かった。

 

*12月の概要

:東日本以西で低温、北日本で高温

西日本を中心に寒気が流れ込んだため、東日本以西では気温が低く、沖縄・奄美ではかなり低かったが、北日本への寒気の南下は平年に比べて弱く、北海道地方では気温がかなり高かった。

:ほぼ全国的に降水量が多かった

冬型の気圧配置となる日が多かったことに加え、たびたび低気圧が本州付近を通過したため、東日本太平洋側を除き全国的に降水量が多かった。

:沖縄・奄美では日照時間がかなり少なかった。

沖縄・奄美では、中旬以降、気圧の谷や寒気の影響を受けやすかったため、日照時間がかなり少なかった。

 

*12月の概況

冬型の気圧配置となる日が多かったため、北日本から西日本にかけての日本海側では曇りや雪または雨の日が多く、太平洋側では晴れの日が多かった。沖縄・奄美では、気圧の谷や寒気の影響を受ける日が多かったため、曇りや雨の日が多く、月間日照時間がかなり少なくなった。たびたび低気圧が本州付近を通過したため、月降水量は東日本太平洋側を除き全国的に多かった。西日本を中心に寒気が流れ込んだため、月平均気温は、沖縄・奄美でかなり低く、東・西日本で低かった。一方、北海道地方は寒気の南下が平年に比べて弱かったため、月平均気温はかなり高かった。降雪の深さ月合計は、北日本日本海側のうち東北日本海側は平年並みだったが、北海道日本海側ではかなり少なかった。一方、西日本日本海側では多く、東日本日本海側は平年並みだった。

 

*12月の気温・降水量・日照時間等の気象統計値

平均気温・・・月平均気温は、北日本で高く、平年を1℃以上上回った。一方、沖縄・奄美ではかなり低く、平年を1℃以上下回り、東・西日本で低かった。

降水量・・・月降水量は、北日本海側ではかなり多く、北日本太平洋側、東日本日本海側、西日本、沖縄・奄美で多かった。東日本太平洋側は平年並みだった。

日照時間・・・月間日照時間は、沖縄・奄美ではかなり少なく、北日本太平洋側、東・西日本日本海側で少なかった。北日本日本海側、東・西日本太平洋側は平年並みだった。

降雪・積雪・・・降雪の深さ月合計は、西日本太平洋側ではかなり少なく、北日本で少なかった。一方、西日本日本海側では多かった。東日本は平年並みだった。月最深積雪は、北日本を中心に平年を下回ったところが多かった。

 

*10月の各地の平均気温・降水量

札幌・・・平均気温0.8℃(平年比+1.7℃)・・降水量124.0mm(平年比111%)・・降水日数18

仙台・・・平均気温4.7℃(平年比+0.2℃)・・降水量65.0mm(平年比178%)・・降水日数6

東京・・・平均気温8.3℃(平年比△0.4℃)・・降水量59.5mm(平年比117%)・・降水日数5

新潟・・・平均気温5.2℃(平年比△0.4℃)・・降水量271.5㎜(平年比125%)・・降水日数25

名古屋・平均気温6.4℃(平年比△0.6℃)・・降水量57.5mm(平年比128%)・・降水日数6

大阪・・・平均気温7.8℃(平年比△0.8℃)・・降水量49.5mm(平年比113%)・・降水日数6

広島・・・平均気温6.5℃(平年比△1.0℃)・・降水量46.5mm(平年比113%)・・降水日数6

高知・・・平均気温7.4℃(平年比△1.1℃)・・降水量95.5mm(平年比164%)・・降水日数7

福岡・・・平均気温8.1℃(平年比△0.8℃)・・降水量77.0mm(平年比129%)・・降水日数12

(降水日数は1㎜以上降った日)

 

*1月の予報(日本気象協会)

北日本日本海側では、平年と同様に曇りや雪の日が多いでしょう。北日本太平洋側では、平年と同様に晴れの日が多い見込みです。東・西日本日本海側では、平年に比べ曇りや雪または雨の日が多いでしょう。東・西日本太平洋側では、平年に比べ晴れの日が多い見込みです。沖縄・奄美では、平年と同様に曇りや雨の日が多いでしょう。気温は、東・西日本と沖縄・奄美で平年並または低い確率ともに40%です。降水量は、東日本日本海側で平年並または多い確率ともに40%、東・西日本太平洋側で平年並または少ない確率ともに40%です。

 

 

資料1. 11月・業種別商業販売額(経済産業省)

*11月の商業販売額(卸売業&小売業)は39兆3830億円、前年比+3.0%、7ヶ月連続の増加となった。

 

*卸売業販売額は27兆8030億円、前年比+2.5%、7ヶ月連続の増加となった。

業種別に見ると、各種商品卸売業+6.8%、建築材料卸売業+5.5%、食品・飲料卸売業+3.7%、農畜産物・水産物卸売業+2.9%、鉱物・金属材料卸売業+2.1%、機械器具卸売業+1.9%、繊維品卸売業+1.4%、その他卸売業+1.2%、医薬品・化粧品卸売業+0.9%、家具・建具・じゅう器卸売業+0.6%、化学製品卸売業+0.1%の増加となった。

一方、衣服・身の回り品卸売業△5.1%の減少となった。

*大規模卸売店販売額は9兆1460億円、前年比+7.2%、5か月連続の増加となった。

商品別に見ると、自動車+29.6%、繊維品+16.4%、化学製品+15.3%、その他の機械器具+12.2%、建築材料+11.3%の増加となった。

一方、鉱物△49.4%、鉄鋼△4.1%、非鉄金属△8.6%の減少となった。

 

*小売業販売額は11兆5800億円、 前年比+4.0%、4か月連続の増加となった。

業種別に見ると、自動車小売業+13.6%、機械器具小売業+7.8%、燃料小売業+6.1%、飲食料品小売業+3.3%、織物・衣服・身の回り品小売業+2.7%、医薬品・化粧品小売業+2.3%、その他小売業+0.7%%、各種商品小売業(百貨店など)+0.3%の増加となった。

*大型小売店販売額(百貨店&スーパー)は1兆6968億円、前年比+1.3%、4ヶ月連続の増加となった。

百貨店は6112億円、前年比+2.1%、2か月ぶりの増加、スーパーは1兆856億円、前年比+0.8%、7か月連続の増加となった。

商品別では、衣料品△1.3%の減少、飲食料品+2.6%の増加、その他+1.2%の増加となった。

既存店で見ると百貨店は+2.7%の増加(2ヶ月ぶりの増加)、スーパーは△0.6%の減少(5ヶ月連続の減少)となり、大型小売店全体としては+0.6%の増加(2ヶ月ぶりの増加)となった。

 

*コンビニエンス販売額は8198億円、前年比+5.9%、9ヶ月連続の増加となり、既存店は5ヶぶりの増加となった。

商品別に見ると、ファーストフード及び日配食品+12.1%、加工食品+4.3%、非食品(タバコを含む)+1.1%、サービス売上高+5.9%となった。

(サービスはコピー、ファクシミリ、宅配便、商品券、各種チケット、宝くじ、DPE,レンタル、航空券、宿泊券、クリーニング等である)

*日本フランチャイズ協会(コンビニエンス統計調査月報・会員10社)

今月は、東日本太平洋側で降水量が少なかったが、北・東日本海側でかなり多かった。しかしながら、カウンター商材をはじめとした日配品が引き続き好調に推移し、タバコ・雑誌購入者減少等の影響を受けながらも既存店売上高は前年を回復した。

既存店ベースでは客数12億418万人(前期比+1.0%)、平均客単価586.6円(前期比△0.6%)となり、売上高は7064億円(前期比+0.4%)となった。

全店ベースでは客数13億837万人(前期比+6.1%)、平均客単価595.4円(前期比△0.4%)となり、売上高は7791億円(前期比+5.7%)となった。

全店ベース店舗数49.146店(前年同月46.688店)、前期比5.3%増となった。

 

*ホームセンター(日本DIY協会・40社全店ベース)

店舗数と売場面積は調査開始以来10年3ヶ月連続で増加。

全店売上は前期比+4.4%の増加、既存店売上は前期比+1.2%の増加となった。両分野のプラスは2013年6月度以来であった。

西日本を中心に気温が低かったことから、暖房用品等の季節商品が概ね好調となった。また、園芸やリフォーム等に動きが見られた。

売上高を商品分野別に見ると、「DIY素材・用品」、「園芸・エクステリア」をはじめとする6分野で増加となった。

資料2. 11月・家計調査・2人以上世帯(総務省)

<家計調査>

11月の1世帯当たりの消費支出は279.546円となり名目前年比で+2.1%の増加、実質前年比で+0.2%の増加となった。(3ヶ月連続の実質増加)

住居・自動車購入・贈与金・仕送り金等を除く消費支出は名目前年比で+0.7%の増加、実質前年比で△1.2%の減少となった。(2ヶ月連続の実質減少)

勤労者世帯(主にサラリーマン世帯など自営業を除く)の実収入は436.293円となり、名目前年比+0.8%の増加、実質前年比は△1.1%の減少となった。(2ヶ月連続の実質減少)

可処分所得は356.208円で名目前年比は0.5%の増加、実質前年比は△1.4%の減少となった。(4ヶ月連続の実質減少)

消費支出は300.994円で2ヶ月連続の実質減少となった。平均消費性向は前年同月から△0.2pts減少し84.5%となった。

増加項目・・・

(自動車等関係費)・・・自動車購入、自動車等部品

(交際費)・・・贈与金

(設備修繕・維持)・・・設備器具、修繕材料

(外食)・・・飲酒代、洋食

(教養娯楽用品)・・・動物病院代、ゴルフ用品

(家庭用耐久財)・・・電気冷蔵庫、炊事用ガス器具

減少項目・・・

(授業料等)・・・私立大学、私立高校

(通信)・・・移動電話通信料、固定電話通信料

(諸雑費)・・・婚礼関係費、祭具・墓石

(和服)・・・婦人用着物、婦人用帯

 

11月に増加した主な品目(二人以上世帯・実質増加率5%以上)

(食料)・・・(肉類)鶏肉9.9%、(酒類)ビール5.0%、発泡酒7.5%、(外食)すし17.0%、和食8.6%、洋食15.1%、飲酒代21.2

(家具・家事用品)・・・(家庭用耐久財)炊事用ガス器具119.9%、電機冷蔵庫38.3

(被服及び履物)・・・(婦人用洋服)10.8

(交通・通信)・・・(交通)航空運賃69.1%、(自動車等関係費)自動車購入53.3

(教養娯楽)・・・(教養娯楽耐久財)テレビ47.5%、(教養娯楽用品)ゴルフ用品106.5%、他の愛玩動物・同用品36.2%、(教養娯楽サービス)外国パック旅行10.8%、ゴルフプレー料金46.6

 

<家計消費状況調査>

*10月家計消費状況調査名目増減率(2人以上の世帯・支出関連項目・確定値)

主な品目状況・・・

冷蔵庫・・・名目+25.5%の増加、実質44.3%の増加

洗濯機・・・名目+26.5%の増加、実質39.0%の増加

エアコンディショナー・・・名目+35.7%の増加、実質28.7%の増加

宿泊料・・・名目+12.9%の増加、実質+13.2%の増加

パック旅行費(国内)・・・名目+10.8%の増加、実質+9.5%の増加

自動車(新車)・・・名目+7.9%の増加、実質+8.2%の増加

 

10%以上の名目増減品目を下記に記載

増加項目・・・

(通信・放送)・・・ナシ

(家具等)・・・たんす+25.0%、机・いす(事務用・学習用)+27.8%、食器戸棚+26.2

(衣類等)・・・和服(男子・婦人用)+15.2%、腕時計+34.8%、装身具(アクセサリー類)+14.4

(自動車等関係)・・・自動車以外の原動機付輸送機器+19.3

(住宅関係)・・・家賃+12.3%、宅地の地代+40.8

(家電等)・・・冷蔵庫+25.5%、洗濯機+26.5%、エアコンディショナー+35.7%、ステレオセット32.1%、パソコン+16.1%、テレビ+31.6%、テレビゲーム(ソフト含む)+47.1

(医療)・・・歯科診療代+10.4

(その他)・・・国公立授業料(幼稚園~大学、専修学校)+12.7%、私立授業料(幼稚園~大学、専修学校)+10.5%、宿泊料+12.9%、パック旅行費(国内)+10.8%、スポーツ施設使用料+10.5%、信仰関係費+14.5

減少項目・・・

(通信・放送)・・・ナシ

(家具等)・・・ナシ

(衣類等)・・・ナシ

(自動車等関係)・・・自動車(中古車)△29.4%、自動車保険料(自賠責)△25.5%、自動車整備費△18.7

(住居関係)・・・家屋に関する設備費・工事費・修理費(内装)△18.8%、家屋に関する設備費・工事費・修理費(外装)△26.6%、給排水関係工事費△21.2%、庭・植木の手入れ代△20.0

(家電等)・・・ミシン△35.1%、移動電話機(携帯・PHS本体価格と加入料)△17.2%、デジタル放送チューナー・アンテナ△24.4%、カメラ(使い捨ては除く)△12.4%、ビデオカメラ△18.7%、カー・ナビゲーション△40.4

(医療)・・・出産入院料△42.1

(その他)・・・挙式・披露宴費用△13.7

 

*10月にインターネットを通じて注文をした世帯数・・・

(平成25年10月)・・・支出金額5905円、世帯数23.9

(平成24年10月)・・・支出金額5083円、世帯数21.5

1世帯がインターネットを利用した支出総額は名目で+16.2%の増加、実質で+14.6%の増加である。

*11月の消費者物価総合指数前年同月との比較

(食料)+1.9%・・・生鮮食品+11.1%、生鮮食品を除く食料+0.4

生鮮野菜+18.1%(キャベツ+89.8%)

(住居)△0.4

(光熱・水道)+5.7

電気代+8.2

(家具・家事用品)△0.2

(被服及び履物)+0.6

(保健医療)△0.4

(交通・通信)+2.3

自動車関係費+3.5%(ガソリン+8.7%)

(教育)+0.7

(教養娯楽)+1.2

(諸雑費)+3.3

教養娯楽サービス+1.1%(外国パック旅行+14.6%)

 

 

資料3. 11月・小売売上情報

ユニクロ(国内)(月末締め)・・・

既存店売上高107.7%、既存店客数105.7%、既存店客単価101.9

既存店売上高は、中旬以降の気温の低下に伴い、キャンペーン商品を中心に冬物販売が好調だった。

アダストリアホール・ポイント(月末締め)・・・

既存店売上高98.7%、既存店客数102.3%、既存店客単価96.5%、月末店舗数822店舗

一部秋物商品のマークダウンによる客単価の下落が見られたものの、気温の低下とともにコートやネルシャツ、カーディガン、ストールが売上を牽引した。

ハニーズ(月末締め)・・・

既存店売上高89.2%、既存店客数86.1%、既存店客単価103.6%、月末店舗数841店舗

気温は順調に下ったが、ジャケット、ニットの価格改定により客数が減った。

商品としては、カットソー、ニット、ジャケット等が売れ筋となった。

中国直営店売上高は、全店で89.7%、既存店で79.9%となり、累計では全店で95.9%、既存店で80.0%となった。

しまむら(20日締め)・・・

既存店売上高98.2%、全店客数98.2%、全店客単価102.1%、月末店舗数1293店舗

アベイル(20日締め)

既存店売上高90.5%、全店客数92.3%、全店客単価102.2%、月末店舗数280店舗

ライトオン(20日締め)・・・

既存店売上高92.4%、既存店客数96.6%、既存店客単価95.7

平年より気温が高かったことや台風などの悪天候の影響もあり、冬物商品の販売は苦戦した。月度後半は気温が低下したことにより、売上は回復傾向にあったものの、既存店売上はマイナスとなった。

商品動向としては、メンズ、ウイメンズともに保温・発熱機能素材のボトムスが堅調に推移した。

マックハウス(月末締め)・・・

既存店売上高91.0%、既存店客数94.1%、既存店客単価96.7%、月末店舗数486店舗

当月は、中旬に気温が低下したものの、前年に対して気温の高い日が多く、冬物販売が伸びず、既存店・全店売上は前年を下回った。

商品面では、メンズ、レディースのジーンズを中心にボトムスが堅調に推移したが、アウター、カットソーなどのトップスで苦戦をした。

ユナイデットアローズ(月末締め)・・・

既存店小売売上高102.7%、小売既存店客数96.4%、小売既存店客単価106.6%、

ネット通販既存店売上高108.1%、小売+ネット通販既存店売上高103.2

11月はシャツ、カット、ニット、パンツ、スカート等の中軽衣料に加え、ジャケット、シューズ、マフラー等が好調に推移しました。月中旬の寒気到来によって防寒需要が高まり、メルトンコート等のアウターも動き出した。

西松屋チェーン(20日締め)・・・

既存店売上高102.5%、既存店客数99.6%、既存店客単価102.9

当月は、前半に気温が高い日があったものの、後半気温が下がったことにより衣料品の販売が堅調に推移した。また、大型育児用品など雑貨商品も堅調に推移した。

青山商事月末締め)・・・

既存店売上高105.%、既存店客数100.2%、既存店客単価105.6

スーツを中心に好調に推移した。

アオキ(月末締め)・・・

既存店売上高102.5%、既存店客数99.7%、既存店客単価102.8%、月末店舗数639店舗

良品計画(月末締め)・・・

直営既存店売上108.2

ニトリ(20日締め)・・・

既存店売上高108.4%、既存店客数103.6%、既存店客単価104.6

アルペン(月末締め)・・・

既存店売上高99.1%、既存店累計売上高99.7

ゼビオ単体(月末締め)・・・

既存店売上高99.8%、既存店累計売上高98.1

ヒマラヤ単体(月末締め)・・・

既存店売上高99.7%、既存店累計売上高96.%、既存店客数102.7%、既存店客単価97.0

ABCマート(月末締め)・・・

既存店売上高103.6%、既存店客数103.4%、既存店客単価100.2

11月は、月半ばまで気温が低下せず、季節商品の立ち上がりが遅くなった。商品面では、月後半のTVCMを中心とした宣伝効果等により、レディースのスポーツシューズを中心に販売が好調になった。

チヨダ(月末締め)・・・

既存店売上97.8%、既存店客数94.9%、既存店客単価103.0%、月末店舗数1119店舗

当月は、前月後半から引き続き秋冬物が堅調で、特に寒冷地においては中旬まで防滑靴や長靴などの実需品が好調に推移、第3週までは前年を上回る売上であったが、第4週以降、気温の上昇から売上が伸び悩み、前年を上回るには至らなかった。

三越伊勢丹(月末締め)・・・

伊勢丹新宿本店と三越銀座店が4か月連続で二ケタを超える伸びを示し、両店は結果として前年実績を10ヶ月連続で上回った。三越日本橋本店なども前年売上を超え、首都圏三越伊勢丹では10ヶ月連続で前年実績を上回る結果となった。

流行のアイテムを中心に、衣料・雑貨ともに月を通じて良く動く。ウールやダウン素材のコート類やセーター類、ショートブーツ、タイツ、手袋などの冬物アイテムが好調に動いた。伊勢丹店舗では10月末からの新しいタータンチェック柄のショッピングバックの導入と、新宿本店での同柄を用いたオリジナル企画品が顧客の注目を集めた。

高島屋(月末締め)・・・

商品別売上では、土曜日が前年比1日増だったことに加え、気温低下に伴い衣料品等が改善し、紳士服、紳士雑貨、婦人雑貨が前年を上回った。また、高額品(特選衣料雑貨・宝飾品・呉服・美術)も好調に売上を伸ばし、食料品も前年を上回った。一方、婦人服は微減となった。

Jフロント(大丸・松坂屋)(月末締め)・・・

婦人ウールコートやカシミアのマフラー、ショートブーツなど、冬物のファッション衣料雑貨が好調に推移したほか、ラグジュアリーブランドや絵画、高級時計、宝飾品も大幅に売上を伸ばした。

H2Oリテーリング(月末締め)・・・

衣料品102.5%、身の回り品109.4%、家庭用品109.6%、食料品96.7%、雑貨110.7%であった。

 

 

資料4. 11月・百貨店販売統計(日本百貨店協会)

天候不順で苦戦した前月から一転し、2ヶ月ぶりのプラスとなった。

11月は、中旬以降の冷え込みによる冬物需要の高まりや、冬のボーナスアップへの期待感による消費マインドの改善、さらには円安を受けた将来の値上げ観測や消費税率引き上げ前の駆け込み需要などもあって、主力の衣料品が堅調に推移したほか、ラグジュアリーブランドや美術・宝飾・貴金属などの高額商材が引き続き好調さを維持した。また、前年に比べ土曜日が1日増えたことなどのプラス需要もあって、最終的には全国規模で増収基調を回復する結果となった。

商品別では8月以来3ヶ月ぶりに主要5品目全てが前年実績をクリアし、住宅市場の活況や大型消費財の駆け込み需要などを背景に家具が大きく伸びた。

 

*主要商品の動き

主要5品目では、雑貨が13ヶ月連続、身の回り品が4か月連続、家庭用品が2ヶ月連続、衣料品と食料品が2ヶ月ぶりのプラスと、全品目が3か月ぶりにプラスとなった。

また、美術・宝飾・貴金属が15ヶ月連続、その他雑貨が6ヶ月連続、家具、生鮮食品が4ヶ月連続、紳士服・洋品、婦人服・洋品、化粧品、惣菜が2か月ぶり、家電が5ヶ月ぶりのプラスとなった。

紳士服・洋品・・・+1.8%、2ヶ月ぶりプラス

婦人服・洋品・・・+1.3%、2ヶ月ぶりプラス

子供服・洋品・・・△1.5%、2ヶ月連続マイナス

その他衣料品・・・△1.8%、2ヶ月連続マイナス

衣料品合計・・・+1.0%、2ヶ月ぶりプラス

身の回り品合計・・・+5.%、4ヶ月連続プラス

化粧品・・・+3.3%、2ヶ月ぶりプラス

美術・宝飾・貴金属・・・+21.0%、15ヶ月連続プラス

商品券・・・△2.5%、33ヶ月連続マイナス

 

*11月主要店舗増減

伊勢丹新宿(店頭)114.6%、伊勢丹立川101.4%、伊勢丹松戸100.3%、伊勢丹浦和99.7

三越日本橋(店頭)102.0%、三越銀座111.9%、三越千葉97.8

高島屋日本橋108.3%、高島屋横浜103.6%、高島屋新宿105.6%、高島屋玉川102.2

高島屋大阪101.8%、高島屋京都102.3

大丸心斎橋107.3%、大丸梅田103.0%、大丸東京102.9%、大丸京都101.0%、大丸神戸104.7

松坂屋名古屋110.2%、松坂屋上野104.2

阪急本店100.6%(阪急うめだ本店100.1%、阪急メンズ大阪103.9%)

阪神本店98.3

 

*11月の外国人観光客の売上高

対象43店舗(外国人観光客誘致委員会委員店)の売上は34億5373万円、前年比222.7%となった。

購買客数は前年比211.4%、一人当たり購買単価は前年比105.4%の8万6263円であった。

(調査品目に主力商品である化粧品、食料等は免税手続き対象外のため含まれず)

訪日外国人は、東南アジアの大幅増と中国の回復傾向が牽引する形で、売上・客数ともに前年比倍増と極めて好調に推移した。

 

 

資料5. 11月チェーンストア販売統計(日本チェーンストア協会)

既存店(店舗調整後)の販売額は100.7%で4ヶ月連続のプラスとなった。

11月度は、衣料品は前半の高気温により冬物商材が不振だったこともあり不調に終わったが、食料品が農産、畜産ともに好調だった。

 

*商品の動き

食料品・・・

(農産品)・・・

農産品は、相場高により、白菜やキャベツ、レタス、カット野菜が好調だったほか、後半の低気温による鍋需要からネギやきのこ類も好調だった。果物では、バナナ、ぶどう、柿、柑橘類などを中心に好調だったが、りんごは不調だった。

(畜産品)・・・

畜産品は、牛肉、豚肉、鶏肉と好調だったほか、ハム・ソーセージや相場高の鶏卵も好調だった。

(水産品)・・・

水産品は、サンマ、マグロ、刺身類のほか、タラ、ブリなどの鍋物商材が好調だったが、アジ、サバ、スルメイカ、貝は不調に終わった。

(総菜)・・・

惣菜は、温惣菜では、揚げ物、スナック類、オードブルなどは好調だったが、焼魚や焼鳥、中華は不調。要冷惣菜では、サラダなどの洋惣菜や和惣菜は好調だった。米飯、寿司も好調だった。

(その他食品)・・・

その他食品は、鍋物需要により鍋ツユや練り物が好調だったほか、飲料、麺類やヨーグルトドリンクを中心とした乳飲料が好調だったが、冷凍食品、米は不調に終わった。

 

衣料品・・・

(紳士衣料)・・・

紳士衣料はスーツやドレスシャツ、長袖オーバーシャツは好調だったが、コート、ジャンパー、スラックス、カジュアルパンツは不調だった。

(婦人衣料)・・・

婦人衣料は、フォーマル、ブラウス・シャツは好調だったが、長袖Tシャツ、パンツ・スカート、カットソー、ジーンズは不調だった。

(その他衣料・洋品)・・・

その他衣料・洋品は、子供用パジャマ、紳士靴下が好調だったが、紳士・婦人・子供の肌着、子供服、ベビー用品、手袋などの季節商品は不調だった。

住関連・・・

(日用雑貨品)・・・

日用雑貨品は、タオル、ランドセルは好調だったが、トイレットペーパーなどのペーパー類、調理器具、文具、ゲームソフトは不調だった。

(医薬・化粧品)・・・

医薬・化粧品は、カウンセリング化粧品、ヘアメイク、マスク、液体洗濯洗剤は好調だったが、フェイスメイク、ボディケア、ヘアケア、カイロ、防虫剤などが不調だった。

(家具・インテリア)・・・

家具・インテリアは、押し入れ収納ケース、バス用品などが好調だったが、冬物寝具、カーテン、冬物カーペットやや毛布、こたつ関連が不調に終わった。

(家電製品)・・

家電製品は、エアコン、暖房器具、冷蔵庫、洗濯機、調理家電は好調だったが、デジカメ、掃除機は不調だった。

(その他)・・・

その他商品は、ランニングシューズ、電動アシスト自転車、ペットフード等のペット用品などが好調だったが、スポーツバックは不振だった。

 

以上

 

 

資料5部

資料1.2013年業種別商業販売額(経済産業省)

資料2.2013年家計調査・2人以上世帯(総務省)

資料3.2013年小売売上情報

資料4.2013年百貨店販売統計(日本百貨店協会)

資料5.2013年チェーンストア販売統計(日本チェーンストア協会)

 


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2013年業種別商業販売額(経産省).pdf
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2013年家計調査(生地&手芸).pdf
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2013年小売売上情報.pdf
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2013年百貨店販売統計.pdf
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