レポートNo129 2014.10.10  <倉林 勝>

専門量販店販売統計2014年8月

消費増税以降、家電量販店は低迷したままだが、ドラックストアとホームセンターは前年並みに戻りつつある。8月のホームセンターは全店ベースで初めて前年を上回り、DYI素材・用品、カルチャーなど5分野で増加した。


経済産業省は2014年1月より、従来の商業統計とは別に台頭著しい専門量販店、特に家電大型専門店、ドラックストア、ホームセンターの販売動向を調査発表することとなった。

 

対象企業は

①家電大型専門店

電気事務機械器具小売業(中古品を除く)に属する事業所を有する企業で、家電大型専門店(売場面積500㎡以上)を10店舗以上有する企業。

②ドラックストア

ドラックストアに属する事業所を有する企業で、ドラックストアを50店舗以上有する企業、もしくはドラックストアの年間販売額が100億円以上の企業。

③ホームセンター

ホームセンターに属する事業所を有する企業で、ホームセンターを10店舗以上有する企業、もしくはホームセンターの年間販売額が200億円以上の企業

(いずれも販売額は消費税を含んでいる)

*7月資料から主要小売業(上場企業)の前年同月比を掲載した。

8月の音響映像商品は、テレビ、レコーダーが好調だったが、デジタルカメラは低調だった。

家庭電化商品は、エアコンはやや低調だったが、他は総じて好調だった。

情報通信機器商品は、パソコン周辺機器が堅調だったが、パソコン本体、スマートフォンはやや低調。

その他商品は、ゲームはやや低調だった。一方、時計、玩具等の商品は総じて好調だった。

年間(9月~8月)の売上は、ビックカメラ単体109.1%、ビックカメラグループ101.8%となった。

日本DIY協会月例調査

8月度概況

:店舗数と売場面積は、いずれも前年同月比で増加。増加は調査開始以来、11年連続。

:全店売上高は前年同月比0.9%増、既存店に限ると前年同月比△1.5%減となった。

:全国的に天候不順となったことから、夏物商品を中心に伸び悩んだ一方で、雨具や作業用品では動きが見られた。

:売上高を商品分野別にみると、「DIY素材・用品」の5.6%増はじめ、「カルチャー」3.8%増、「ペット」3.1%増を含む5分野で増加した。

以上