レポートNo117 2014.7.4  <倉林 勝>

リテール2014年5月資料

消費増税後2ヶ月目の5月は、卸売業、小売業共売に売上は前年から減少するが、減少率は4月に比べ大きく改善された。駈込み需要の大きかった業種や商品を除くと通常に戻った感もする。小売業では織物・衣服・身の回り小売業や飲食料品小売業は前年比プラスに転じ、自動車小売業や機械器具小売業はまだ駆け込み需要の影響から脱していない。家計を見ると勤労者の実収入は8か月連続で減少し、まだ増加には至らない。しかし、消費者物価は食品、家事・家庭用品 、教養娯楽などが上昇し総合指数前年比は3.7%上昇した。しばらく、まだら模様の動きとなりそうだ。


6月の天気・・・気象庁

*5月の概要

:東・西日本では、降水量が少なく、日照時間がかなり多かった

本州付近は高気圧に覆われることが多かったため、東・西日本では月降水量が少なく、月間日照時間がかなり多かった。東・西日本太平洋側、西日本日本海側の月間日照時間は、5月としては統計を開始した1946年以降最も多い値となった。

:沖縄・奄美では、降水量が多く、日照時間がかなり少なかった

沖縄・奄美では、南から湿った気流が入りやすく、前線の活動が活発だったため、降水量が多く、日照時間がかなり少なかった。

:気温は、北・東日本で高かった

北・東日本では、南から暖かい空気が入り、気温が平年を大幅に上回る時期があったため、月平均気温は高かった。

 

*6月の概要

:北日本では気温がかなり高かった

北日本では、上旬と下旬を中心に高気圧に覆われ晴れたため気温が高く、月平均気温はかなり高かった。

:降水量は、北日本と東日本太平洋側で多かった。一方、東・西日本海側では少なかった

北・東日本太平洋側では、上旬に本州南岸の動きの遅い低気圧と湿った気流の影響で大雨となった。また、北日本では、中旬にも気圧の谷の影響で大雨となる日があった。このため、北日本と東日本太平洋側では月降水量が多かった。一方、西日本日本海側では、まとまった雨となる日は少なく、月降水量は少なかった。

:日照時間は、東日本で多く、西日本と沖縄・奄美で少なかった。

西日本では、気圧の谷や梅雨前線の影響により曇りや雨の日が多く、日照時間が少なかった。また、沖縄・奄美では、月を通して梅雨前線が停滞することが多かったため、日照時間が少なかった。一方、東日本では、梅雨前線や気圧の谷の影響が小さく、日照時間が多かった。

 

*6月の概況

月のはじめは高気圧が本州付近を東進し、その後、千島の東の高気圧が北日本を覆った。晴れて強い日射しがあったことに加えて、高気圧が優勢で大規模な下降気流に覆われたこと、中国大陸から高温な空気が流れ込んで来たことから、北日本を中心に気温が平年を大幅に上回った。一方、低気圧が2日から8日にかけて本州南岸をゆっくり東進し、湿った空気の流入した太平洋側では、関東地方を中心に記録的な大雨となった所があった。

中旬は、北日本と西日本では気圧の谷の影響で曇りや雨の日が多くなり、北日本では大雨となる日もあったが、東日本では晴れの日が多かった。

下旬は、北・東日本では高気圧に覆われて晴れる日が多かったが、上空の強い寒気の影響で雷雨となる日もあった。西日本では、旬の前半は晴れたが、旬の後半は梅雨前線の影響で曇りや雨となった。一方、旬の後半は日本の南で太平洋高気圧が強まり、沖縄地方は26日頃に梅雨明けした。

北日本では、上旬と下旬を中心に高気圧に覆われて晴れたために気温が高く、月平均気温はかなり高くなった。北日本と東日本太平洋側では、上旬や中旬に大雨となり、月降水量が多かった。東日本では、上旬に大雨となった関東甲信地方では月降水量も多かったが、それ以外の地方では梅雨前線や気圧の谷の影響が小さく月降水量は少なかった。また、西日本では気圧の谷の影響を受けやすく月間日照時間は少なかったものの、梅雨前線が奄美付近に離れて停滞することが多く、まとまった雨になりにくかった。このため、月降水量は、西日本日本海側と西日本太平洋側の一部で少なかった。特に、近畿地方の月降水量は平年の39%と6月としては1946年の統計開始以来最も少ない値となった。沖縄・奄美では、月を通して梅雨前線の影響で曇りや雨の日が多く、月間日照時間が少なかった。

 

*6月の気温・降水量・日照時間等の気象統計値

平均気温・・・

北日本でかなり高く、東日本で高かった。西日本と沖縄・奄美は平年並みだった。羽幌、留萌、盛岡など7地点では6月の月平均気温の高い方からの1位を更新した。

降水量・・・

北日本と関東甲信地方を中心とした東日本太平洋側で多かった。日光では6月の月降水量の多い方からの1位を更新した。一方、東・西日本日本海側と東・西日本太平洋側の一部では少なかった。特に、近畿地方の月降水量は平年の39%と6月としては最も少ない値となった。飯田、浜松、神戸など8地点では、6月に月降水量の少ない方からの1位を更新した。西日本太平洋側、沖縄・奄美は平年並みだった。

日照時間・・・

西日本と沖縄・奄美で少なかった。小笠原父島では6月の月間日照時間の少ない方からの1位を更新した。一方、東日本では多く、北日本では平年並みだった。

 

*6月の各地の平均気温・降水量

札幌・・・平均気温18.7℃(平年比+2.0℃)・・降水量99.0mm(平年比212%)・・降水日数11

仙台・・・平均気温.20.6℃(平年比+2.1℃)・・降水量242.0mm(平年比166%)・・降水日数13

東京・・・平均気温23.1℃(平年比+1.3℃)・・降水量311.0mm(平年比185%)・・降水日数15

新潟・・・平均気温22.0℃(平年比+1.3℃)・・降水量63.0㎜(平年比49%)・・降水日数7

名古屋・平均気温24.0℃(平年比+1.3℃)・・降水量72.0mm(平年比36%)・・降水日数8

大阪・・・平均気温.23.9℃(平年比+0.4℃)・・降水量74.5mm(平年比40%)・・降水日数12

広島・・・平均気温23.2℃(平年比+0.2℃)・・降水量119.0mm(平年比48%)・・降水日数10

高知・・・平均気温22.7℃(平年比△0.2℃)・・降水量297.0mm(平年比86%)・・降水日数14

福岡・・・平均気温22.6℃(平年比△0.4℃)・・降水量101.0mm(平年比40%)・・降水日数8

(降水日数は1㎜以上降った日)

*7月の予報(日本気象協会)

北日本では、平年と同様に曇りや雨の日が多いでしょう。東・西日本では、平年に比べ曇りや雨の日が多いでしょう。沖縄・奄美では、平年と同様に晴れの日が多いでしょう。

気温・・・平均気温は、沖縄・奄美で高い確率50%です。

降水量・・・降水量は、東・西日本で平年並みまたは多い確率ともに40%です。

日照時間・・・日照時間は、東・西日本で平年並または少ない確率ともに40%です。

 

 

資料1. 5月・業種別商業販売額(経済産業省)

*5月の商業販売額(卸売業&小売業)は37兆2350億円、前年比△0.8%、2ヶ月連続の減少となった。

*卸売業販売額は25兆8010億円、前年比△0.9%、2ヶ月連続の減少となった。

業種別に見ると、各種商品卸売業+8.2%、農畜産物・水産物卸売業+2.1%、食品・飲料卸売業+2.0%、繊維品卸売業+1.9%の増加となった。

一方、医薬品・化粧品卸売業△10.7%、化学製品卸売業△5.1%、衣服・身の回り品卸売業△4.8%、機械器具卸売業△3.1%、家具・建具・じゅう器卸売業△2.9%、その他卸売業△2.0%、鉱物・金属材料卸売業△1.8%、建築材料卸売業△0.2%、機械器具卸売業△3.8%の減少となった。

*大規模卸売店販売額は8兆7920億円、前年比+3.1%、11か月連続の増加となった。

商品別に見ると、鉄鋼+25.8%、化学製品+15.4%、農畜産物・水産物+8.9%、自動車+6.9%、紙・紙製品+5.2%の増加となった。

一方、医薬品・化粧品△13.6%、家庭用電気機械器具△12.1%、石油・石炭△8.1%の減少となった。

 

*小売業販売額は11兆4340億円、 前年比△0.4%、2か月連続の減少となった。

業種別に見ると、織物・衣服・身の回り品小売業+2.7%、飲食料品小売業+2.2%の増加となった。

一方、機械器具小売業△7.2%、自動車小売業△4.1%、各種商品小売業(百貨店など)△2.4%、その他小売業△2.4%、燃料小売業△1.1%、医薬品・化粧品小売業△0.3%の減少となった。

*大型小売店販売額(百貨店&スーパー)は1兆5929億円、前年比△0.5%、2ヶ月連続の減少となった。

百貨店は5112億円、前年比△2.7%、2か月連続の減少、スーパーは1兆816億円、前年比+0.5%、2か月ぶりの増加となった。

商品別では、衣料品△3.3%の減少、飲食料品3.1%の増加、その他△5.8%の減少となった。

既存店で見ると百貨店は△2.1%の減少(2ヶ月連続の減少)、スーパーは△0.8%の減少(2ヶ月連続の減少)となり、大型小売店全体としては△1.2%の減少(2ヶ月連続の減少)となった。

*コンビニエンス販売額は8779億円、前年比+6.4%、1年3ヶ月連続の増加となり、既存店は2ヶ月ぶりの増加となった。

商品別に見ると、ファーストフード及び日配食品+12.9%、加工食品+7.3%、非食品(タバコを含む)△0.6%、商品販売額合計+6.5%、サービス売上高+3.3%となった。

(サービスはコピー、ファクシミリ、宅配便、商品券、各種チケット、宝くじ、DPE,レンタル、航空券、宿泊券、クリーニング等である)

*日本フランチャイズ協会(コンビニエンス統計調査月報・会員10社)

(10社・・・ココストア、サークルKサンクス、スリーエフ、セイコーマート、セブンイレブン・ジャパン、ファミリーマート、ポプラ、ミニストップ、デイリーヤマザキ、ローソン)

今月は、全国的に晴れの日が多く、降水量が少なかった。また、気温は平年を大幅に上回る時期があり、多くの地点で最高気温が30℃以上の真夏日となり、コーヒー等のカウンター商材や冷やし麺やアイスクリーム等の夏物商材が好調に推移した。一方で、消費税増税前のたばこ等の買置き需要による反動の影響は減少したものの、たばこ購入者減少等の影響が続いており既存店売上高は前年を回復するまでに至らなかった。

*ホームセンター(日本DIY協会・39社全店ベース)

専門量販店販売統計に記載

資料2. 5月・家計調査・2人以上世帯(総務省)

<家計調査・総務省統計局>

5月の1世帯当たりの消費支出は271.411円となり名目前年比で△3.9%の減少、実質前年比で△8.0%の減少となった。(2ヶ月連続の実質減少)

住居・自動車購入・贈与金・仕送り金等を除く消費支出は名目前年比で△2.3%の減少、実質前年比で△6.4%の減少となった。(2ヶ月連続の実質減少)

勤労者世帯(主にサラリーマン世帯など自営業を除く)の実収入は421.117円となり、名目前年比△0.4%の減少、実質前年比は△4.6%の減少となった。(8ヶ月連続の実質減少)

可処分所得は320.940円で名目前年比は0.8%の増加、実質前年比は△3.4%の減少となった。(10ヶ月連続の実質減少)

消費支出は293.050円で2ヶ月連続の実質減少となった。平均消費性向は前年同月から△5.4pts減少し91.3%となった。

増加項目・・・

(教養娯楽用耐久財)・・・テレビ、パソコン

減少項目・・・

(設備修繕・維持)・・・設備器具、外壁・塀等工事費

(諸雑費)・・・葬儀関係費、腕時計

(自動車等関係費)・・・自動車購入、自動車等部品

(教養娯楽サービス)・・・外国パック旅行費、ゴルフプレー料金

(通信)・・・移動電話通信料、固定電話通信料

(授業料)・・・私立大学

(保険医療サービス)・・・医科診療代、出産入院料

(上下水道料)・・・

(家庭用耐久財)・・・電気洗濯機、電気冷蔵庫

 

5月に減少した主な品目(二人以上世帯・実質増加率5%以上)

(消費税率引上げによる駆け込み需要の反動が継続して見られた主な品目)

(住居)・・・設備修繕・維持△44.4

(家具・家事用品)・・・(家庭用耐久財)炊事用電気器具△26.7%、電機冷蔵庫△20.9%、電気洗濯機△42.3%、(寝具類)ベッド△27.2

(保健医療)・・・(保険医療用品・器具)コンタクトレンズ△29.3

(交通・通信)・・・(交通)鉄道通学定期△35.2%、(自動車等関係費)自動車購入△29.6

(教養娯楽)・・・(教養娯楽用品)ペッドフード△25.3

(その他の消費支出)・・・(理美容用品)化粧クリーム△29.1%、化粧水23.9%、(身の回り用品)装身具△61.1%、腕時計△84.0

 

<家計消費状況調査・総務省統計局>

*4月家計消費状況調査名目増減率(2人以上の世帯・支出関連項目・確定値)

主な品目状況・・・

自動車(新車)・・・名目△19.6%の減少、実質△21.5%の減少

自動車(中古車)・・・名目△51.0%の減少、実質△52.1%の減少

冷蔵庫・・・名目△27.7%の減少、実質△30.5%の減少

洗濯機・・・名目△26.0%の減少、実質△35.7%の減少

エアコン・・・名目△23.6%の減少、実質△35.5%の減少

家屋に関する設備費・工事費・修理費(内装)・・・名目△10.6%の減少、実質△13.0%の減少

給排水関係工事費・・・名目△22.0%の減少、実質△26.0%の減少

パック旅行費(外国)・・・名目△8.7%の減少、実質△15.5%の減少

パソコン・・・名目+42.4%の増加、実質+20.3%の増加

 

10%以上の名目増減品目

増加項目・・・

(通信・放送)・・・ナシ

(家具等)・・・食器戸棚+26.0

(衣類等)・・・ナシ

(自動車等関係)・・・ナシ

(住宅関係)・・・家屋に関する設備費・工事費・修理費(外装)+37.0

(家電等)・・・パソコン+42.4%、パソコン用周辺機器・ソフト+13.9

(医療)・・・出産以外の入院料+15.5

(その他)・・・スポーツ施設使用料+21.0

減少項目・・・

(通信・放送)・・・ナシ

(家具等)・・・たんす△33.5%、ベッド△13.0%、机・いす(事務用・学習用)△47.2%、応接セット△34.6%、

(衣類等)・・・背広服△19.1%、婦人用スーツ・ワンピース△24.4%、和服(男子用・婦人用)△30.7%、装身具(アクセサリー類)△32.4

(自動車等関係)・・・自動車(新車)△19.6%、自動車(中古車)△51.0%、自動車保険(自賠責)△46.6%、自動車以外の原動機付輸送機器△61.9%、自動車整備費△19.1

(住居関係)・・・家屋に関する設備費・工事費・修理費(内装)△10.6%、給排水関係工事費△22.0%、庭・植木の手入れ△26.3

(家電等)・・・冷蔵庫△27.7%、洗濯機△26.0%、エアコン△23.6%、ステレオセット△60.0%、移動電話機(携帯電話機・PHSの本体価格と加入料)△29.3%、ファクシミリ付固定電話機△10.7%、テレビ△31.1%、ビデオデッキ(DVDレコーダー・プレイヤーなどを含む)△36.4%、テレビゲーム(ソフト含む)△41.8%、カメラ(使い捨てカメラは除く)△42.6%、ビデオカメラ△16.5%、カー・ナビゲーション△46.8

(医療)・・・出産入院料△62.9

(その他)・・・私立授業料等(幼稚園~大学、専修学校)△16.8%、有料道路(ETC以外の利用)△12.2%、自動車教習料△36.7%、挙式・披露宴費用△31.9%、葬儀・法事費用△21.4%、信仰関係費△11.1

 

*4月にインターネットを通じて注文をした世帯数・支出金額・・・

(平成26年3月)・・・支出金額6046円、世帯数24.0

(平成25年3月)・・・支出金額5484円、世帯数23.7

1世帯がインターネットを利用した支出総額は名目で+10.2%の増加、実質で+5.9%の増加である。

*5月の消費者物価総合指数前年同月との比較

(食料)+5.0%・・・生鮮食品+12.1%、生鮮食品を除く食料+4.1

生鮮魚介+14.3%(鮭29.8)、肉類+8.4%、乳卵類+6.9%、生鮮野菜+11.6%、生鮮果物+10.2%、油脂・調味料+4.7%、調理食品+5.7

(住居)+0.1

(光熱・水道)+8.9

電気代+11.4%、ガス代+8.5%、他の光熱+9.9%、上下水道料+3.6

(家具・家事用品)+5.4

家庭用耐久財+9.7%(エアコン+19.4%)、寝具類+3.1%、家事雑事+3.4%、家事用消耗品+5.0

(被服及び履物)+2.3

下着類+4.9%、被服関連サービス+4.1

(保健医療)+1.6

医薬品・健康保持用摂取品+2.8

(交通・通信)+3.7

交通+5.9%、自動車関係費+3.5%(ガソリン+9.6%)

(教育)+2.3

補習教育+3.6

(教養娯楽)+4.0

教養娯楽用耐久財+3.0%、教養娯楽用品+7.1%、教養娯楽サービス+3.4%(宿泊料+4.2%)

(諸雑費)+4.7

身の回り用品+9.1%、タバコ+4.2%、他の諸雑費+6.7%(障害保険料+10.1%)

 

 

資料3. 5月・小売売上情報

ユニクロ(国内)(月末締め)・・・

既存店売上高104.1%、既存店客数98.7%、既存店客単価105.5

累計(8月~5月) 既存店売上高102.4%、既存店客数99.5%、既存店客単価102.8

累計(8月~5月) 全店売上高107.7%、全店客数102.1%、全店客単価105.5

既存店売上高は天候に恵まれたこともあり、月を通して夏物商品が順調に推移した。、

ポイント(アダストリアHD)(月末締め)・・・

既存店売上高104.1%、既存店客数101.2%、既存店客単価102.8

累計(3月~5月) 既存店売上高99.8%、既存店客数99.7%、既存店客単価100.2

累計(3月~5月) 全店売上高102.1%、全店客数102.9%、全店客単価99.2

20周年イベントによりメディアへの露出が高まったグローバルワークスやレプシィムローリーズファームが牽引し全店、既存店共に前年比アップとなった。

アイテム別には、ヒールサンダル、ミディスカート、クロップドパンツが好調であった。

ハニーズ(月末締め)・・・

既存店売上高92.4%、既存店客数94.6%、既存店客単価97.6%、月末店舗数844店舗

通期(6月~5月) 既存店売上高93.2%、既存店客数89.8%、既存店客単価103.8

通期(6月~5月) 全店売上高93.5%、全店客数90.0%、全店客単価103.9

前月に引き続き、消費増税の影響で客数が伸び悩んだ。

商品としてはカットソー、スカート、ワンピースが売れ筋となった。

中国直営店売上高は、全店で前年比113.5%、既存店で107.3%となり、累計では全店で102.4%、既存店で95.5%となった。

しまむら(20日締め)・・・

既存店売上高101.7%、全店客数101.6%、全店客単価102.4%、月末店舗数1304店舗

累計(3月~5月) 全店売上高105.0%、既存店売上高103.0%、全店客数101.9%、全店客単価103.1%、

気温の上昇とともに、ゴールデンウイークで夏物が活発に動いた。品質にこだわったPBはフレンチリネンのシャツや、極厚敷布団など高価格帯の商品が好調であった。

アベイル(20日締め)

既存店売上高93.9%、全店客数96.0%、全店客単価100.3%、月末店舗数281店舗

累計(3月~5月) 全店売上高96.7%、既存店売上高94.1%、全店客数95.7%、全店客単価101.1

ライトオン(20日締め)・・・

既存店売上高82.1%、既存店客数76.6%、既存店客単価107.2

累計(9月~5月) 既存店売上高91.3%、既存店客数91.9%、既存店客単価99.3

累計(9月~5月) 全店売上高91.7%、全店客数92.4%、全店客単価99.3

リネンシャツやカーディガンなど一部堅調に推移した商品もあったものの、客数が伸び悩み苦戦した。

マックハウス(月末締め)・・・

既存店売上高98.7%、既存店客数99.7%、既存店客単価99.0%、月末店舗数486店舗

累計(3月~5月) 既存店売上高95.9%、既存店客数98.0%、既存店客単価97.8

累計(3月~5月) 全店売上高96.5%、全店客数99.4%、全店客単価97.1

当月は、メンズ、レディースともにボトムスが堅調に推移したものの、主力となるカットソーが伸びず苦戦をした。当期より強化している実需商品であるインナー、レッグウェアについては順調に推移し、前年比3割強伸長した。

ユナイデットアローズ(月末締め)・・・

既存店小売売上高103.8%、小売既存店客数97.2%、小売既存店客単価106.7%、

ネット通販既存店売上高104.7%、小売+ネット通販既存店売上高103.8

気温の上昇と合わせて、半袖カット、リネン素材のカーディガン、ショートパンツなどの盛夏物商品が好調に推移した。クールビズ商品のジャケット、パンツ、シャツや、トレンド商品のスカートも好調を維持している。

西松屋チェーン(20日締め)・・・

既存店売上高97.4%、既存店客数96.7%、既存店客単価100.7%、月度末店舗数860店舗

累計(3月~5月) 既存店売上高103.9%、既存店客数99.6%、既存店客単価104.3

累計(3月~5月) 全店売上高106.6%、全店客数102.1%、全店客単価104.4

当月は、衣料部門においては、ゴールデンウィーク中に夏物のアウトウェアやパジャマが好調に推移したが、一方で雑貨部門において、大型育児用品や衛生雑貨が苦戦した。

青山商事(月末締め)・・・

既存店売上高100.8%、既存店客数99.0%、既存店客単価101.8%、月末店舗数874店舗

累計(4月~5月) 全店売上高97.0%、既存店売上高93.0

シャツやスラックスなどクールビズ関連品が堅調に推移した。

アオキHD(月末締め)・・・

既存店売上高95.1%、既存店客数92.3%、既存店客単価103.0%、月末店舗数669店舗

累計(4月~5月) 既存店売上高90.3%、既存店客数89.0%、既存店客単価101.5

累計(4月~5月) 全店売上高96.7%、全店客数97.3%、全店客単価99.4

良品計画(月末締め)・・・

直営既存店売上101.6

累計(3月~5月) 既存店売上高107.8

ニトリ(20日締め)・・・

既存店売上高92.5%、既存店客数95.7%、既存店客単価96.6%、月末店舗数316店舗

累計(3月~5月) 既存店売上高112.2%、既存店客数103.5%、既存店客単価108.3

累計(3月~5月) 全店売上高117.0%、全店客数109.8%、全店客単価106.6

5月度は、消費税増税による駆け込み需要の反動減対策としてニトリ店舗でソファキャンペーンを実施し、家具の需要喚起を行った。また、ゴールデンウイークの気温が昨年より高かったことで、接触冷感素材を使用したクールシリーズやイグサ・竹素材を使ったラグなどの春夏商品が好調に推移していることなどから、ホームファッションはほぼ前年並みに回復してきた。

アルペン(月末締め)・・・

既存店売上高95.4

累計(4月~5月) 既存店累計売上高98.8

ゼビオ単体(月末締め)・・・

既存店売上高98.7

累計(4月~5月) 既存店累計売上高95.6

ヒマラヤ単体(月末締め)・・・

既存店売上高102.9%、既存店累計売上高99.4%、既存店客数101.3%、既存店客単価101.6

累計(9月~5月) 既存店売上高95.7%、全店売上高100.0

ABCマート(月末締め)・・・

既存店売上高110.4%、既存店客数104.9%、既存店客単価105.2%、月末店舗数769店舗

累計(3月~5月) 既存店売上高111.8%、既存店客数105.8%、既存店客単価105.7

累計(3月~5月) 全店売上高116.6%、全店客数110.4%、全店客単価105.6

土曜日が1日多く優位な状況であった。GWも全国的に天候に恵まれ大変好調に推移した。商品面では引き続きスポーツシューズやキッズシューズが好調だった。

チヨダ(月末締め)・・・

既存店売上96.6%、既存店客数91.9%、既存店客単価105.0%、月末店舗数1103店舗

累計(3月~5月) 既存店売上高101.0%、既存店客数95.7%、既存店客単価105.6

通期(3月~月) 全店売上高101.6%、全店客数96.0%、全店客単価105.8

消費増税の影響や季節商品の動き出しの鈍さにより、客数が伸び悩み苦戦したが、各施策の効果により客単価は着実に上昇している。

紳士靴とNBを中心に品揃えの拡充を図っているスニーカーは堅調に推移したが、サンダルの不振が響いた婦人靴の販売は低調だった。

三越伊勢丹(月末締め)・・・

全店売上高97.3

累計(4月~5月) 全店売上高94.7

三越銀座店が前年実績を16ヶ月連続で上回る。伊勢丹新宿本店も前年のリモデル効果から一巡した中でも3.5%減に留まったほか、各店とも増税による反動減から売上が段階的に上向き、首都圏三越伊勢丹計では2.7%減の結果となる。

月末にかけて気温が大きく上昇し、婦人ファッションではトレンドであるブラウスやスカート、紳士ファッションではTシャツなどのサマーアイテムが好調。増税による影響は、4月に一定の反動減が見られた時計や宝飾品、化粧品などでマイナス幅が大きく縮小するなど回復基調が続く。

高島屋(月末締め)・・・

全店売上高93.0

駈込み需要の大きかった高額品の特選衣料雑貨や宝飾品等は回復は顕著であるものの2桁のマイナスとなった。一方、食料品や食堂、子供服などはほぼ前年並みになった。3月からの累計では、食料品を除く商品群で前年比プラスとなった。

Jフロント(大丸・松坂屋)(月末締め)・・・

全店売上高92.2

累計(3月~5月) 全店売上高105.2

東京店が前年実績を上回ったほか、その他の基幹店でもマイナス幅が1桁に縮小するなど着実な回復傾向が見られた。

商品別では、食料品が対前年プラスとなったほか、4月に3割減であったラグジュアリーブランドが1桁減、同2桁減であった衣料品が1桁減に縮小するなど、各商品分野で売上は回復しつつある。

H2Oリテーリング(月末締め)・・・

全店売上高101.3

衣料品102.6%、身の回り品105.7%、家庭用品94.6%、食料品101.9%、雑貨95.4%であった。

 

 

資料4. 5月・百貨店販売統計(日本百貨店協会)

消費税率引き上げに伴う駆け込み需要の反動から、2ヶ月連続のマイナスとなったが、減少幅(△4.2%)は前月の2桁減(△12.0%)から大きく改善したほか、前回引上げがあった97年5月(△5.1%)との比較でも0.9ポイント上回り、反動減は徐々に縮小している。

5月は、消費者の付加価値志向が高まっていることを背景に、消費税対策で各店が新商品の投入や販促催事を積極展開したことに加え、気温上昇など天候要因にも恵まれたことなどから、前年実績を上回る店舗が増加しており、回復基調は一段と明確になってきている。

商品別には、駆け込み需要で大幅伸長した美術・宝飾・貴金属(△23.2%)や家具(△15.6%)など一部高額商材の戻りは遅れているものの、クールビズ需要が牽引した紳士服(△1.4%)をはじめ主力の衣料品(△2.9%)が堅調であったほか、前月まとめ買いの反動で2割減の化粧品(△6.5%)も大きく改善傾向を示した。また、駆け込み需要の薄い食料品(△0.7%)がほぼ前年並みに推移したことなども、商況全体を下支えする要因となった。

 

*主要商品の動き

主要5品目は、2ヶ月連続で全品目がマイナスとなった。

しかし、前月は駆け込み需要の反動から食料品以外の4品目が2桁マイナスしていたが、今月は雑貨を除く4品目が1桁のマイナスとなった。また、菓子が2ヶ月ぶりにプラスに転じ、その他品目も全て前月の伸びを上回った。

紳士服・洋品・・・△1.4%、2ヶ月連続マイナス

婦人服・洋品・・・△4.6%、2ヶ月連続マイナス

子供服・洋品・・・△1.5%、2ヶ月連続マイナス

その他衣料品・・・△8.1%、2ヶ月連続マイナス

衣料品合計・・・△3.9%、2ヶ月連続マイナス

身の回り品合計・・・△2.9%、2ヶ月連続マイナス

化粧品・・・△6.5%、2ヶ月連続マイナス

美術・宝飾・貴金属・・・△23.2%、2ヶ月連続マイナス

商品券・・・△5.1%、39ヶ月連続マイナス

 

*5月主要店舗増減

伊勢丹新宿(店頭)96.5%、伊勢丹立川96.7%、伊勢丹松戸90.8%、伊勢丹浦和95.8

三越日本橋(店頭)95.5%、三越銀座104.5%、三越千葉88.9

高島屋日本橋90.4%、高島屋横浜91.2%、高島屋新宿96.2%、高島屋玉川94.0

高島屋大阪94.5%、高島屋京都92.2

大丸心斎橋93.6%、大丸梅田96.3%、大丸東京102.3%、大丸京都93.2%、大丸神戸96.2

松坂屋名古屋81.7%、松坂屋上野86.2

阪急本店105.0%(阪急うめだ本店105.2%、阪急メンズ大阪104.3%)

阪神本店91.7

 

*5月の外国人観光客の売上高

対象46店舗(外国人観光客誘致委員会委員店)の売上は43億7210万円、前年比129.5%となった。

購買客数は5万7225人、前年比146.5%、一人当たり購買単価は前年比88.4%の7万6401円であった。

(調査品目に主力商品である化粧品、食料等は免税手続き対象外のため含まれず)

訪日外国人については、伸び率こそ昨年の倍増ペースには及ばないものの、引き続き中華圏(中国・香港・台湾等)とアセアン(タイ・シンガポール・マレーシア等)を中心に、売上・客数共に大幅増となり、5月としては過去最高の売上高を記録するなど、特に大都市において押上げ効果が見られた。

 

 

資料5. 5月チェーンストア販売統計(日本チェーンストア協会)

既存店(店舗調整後)の販売額は97.8%で2ヶ月連続のマイナスとなった。

食料品ではGWや母の日のごちそう需要が好調だったほか、畜産品、農産品が好調だったが、その他食品、衣料品、住関品では駆け込み需要商品の影響が残り、店舗調整後(既存店)の販売額はマイナスとなった。

 

*商品の動き

食料品・・・

(農産品)・・・

農産品は、ジャガイモ、玉ねぎなどの土物野菜、サラダ野菜、カット野菜、豆類が好調だったが、ホウレンソウやきのこ類は不調だった。果物では、バナナやキウイなどが好調だったが、オレンジやグレープフルーツ、さくらんぼ、ブドウなどが不調だった。

(畜産品)・・・

畜産品は、牛肉、豚肉、鶏肉ともに好調だった。ハム・ソーセージ、鶏卵の動きは良かった。

(水産品)・・・

水産品は、マグロやカツオ、盛り合わせなどの刺身は好調に加え、アジやサワラなどの鮮魚類も好調だった。うなぎ、塩鮭、魚卵、貝・海藻類などは不調だった。

(総菜)・・・

惣菜は、温惣菜は揚げ物、中華、スナックは好調だったが、焼き物は不調だった。要冷惣菜では、和惣菜、洋惣菜とも動きは良かった。米飯や寿司も好調だった。

(その他食品)・・・

その他食品は、乳酸菌飲料やアイスクリーム、飲料は好調だったが、嗜好品や調味料、食用油、冷凍食品、缶詰、米などは不調だった。

 

衣料品・・・

(紳士衣料)・・・

紳士衣料は、カッターシャツ、Tシャツ、カジュアルウェアは好調だったが、スーツ、ジャケット、ブルゾン、スラックスは不調だった。

(婦人衣料)・・・

婦人衣料は、ジャケットやブラウス・シャツ、ジーンズは好調だったが、フォーマルやカットソー、レギンス等のパンツは不調だった。

(その他衣料・洋品)・・・

その他衣料・洋品は、婦人パジャマは好調だったが、ベビーウェア、肌着、靴下は不調だった。その他、靴はパンプス等婦人靴の一部は好調だったが、紳士、子供は不調。

 

住関連・・・

(日用雑貨品)・・・

日用雑貨品は、フライパン、ステンレスボトル類、男児玩具などは好調だったが、ペーパー類、ラップ、アルミホイルなどは不調だった。

(医薬・化粧品)・・・

医薬・化粧品は、鼻炎薬、殺虫剤、防虫剤は好調だったが、化粧品、制汗剤や日焼け止めなどのボディケア、フェイスケア、フェイスメイク、ヘアメイク、ヘアケア、洗剤は不調だった。

(家具・インテリア)・・・

家具・インテリアは、押入収納などが好調だったが、布団、ソファ、カーテン、カーペットなどが不調だった。

(家電製品)・・

家電製品は、クリーナーは好調だったが、液晶TV、エアコン、扇風機、掃除機、調理家電などは不調だった。

(その他)・・・

その他商品は、スポーツシューズやペットフードは好調だったが、トレーニングウェア、電動アシスト自転車などは不調だった。母の日のフラワーギフトは好調だった。

 

以上

 

資料5部

資料1.2014年業種別商業販売額(経済産業省)

資料2.2014年家計調査・2人以上世帯(総務省)

資料3.2014年小売売上情報

資料4.2014年百貨店販売統計(日本百貨店協会)

資料5.2014年チェーンストア販売統計(日本チェーンストア協会)


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2014年小売売上情報.pdf
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2014年百貨店販売統計.pdf
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