リテール2014年4月資料

レポートNo114 2014.6.11  <倉林 勝>


5月の天気・・・気象庁

*4月の概要

:北日本と東日本日本海側で日照時間がかなり多かった

日本付近は移動性高気圧に覆われることが多く、全国的に日照時間が平年を上回った。北日本と東日本日本海側ではかなり多く、4月としては統計を開始した1946年以降で最も多かった。

:北日本日本海側と沖縄・奄美で降水量がかなり少なかった。

全国的に降水量が平年を下回り、北日本日本海側と沖縄・奄美では降水量がかなり少なかった。

:気温は北日本から西日本にかけて平年並み、沖縄・奄美は低温

北日本から西日本にかけて月平均気温は平年並みだったが、上旬に日本付近に強い寒気が流れ込み、中旬にかけて気温は平年を下回った。下旬は、南からの暖かい空気が流れ込み、北日本を中心に顕著な高温となった。沖縄・奄美では上旬に冷涼な高気圧に覆われる日が多く、月平均気温は低温となった。

 

*5月の概要

:東・西日本では、降水量が少なく、日照時間がかなり多かった

本州付近は高気圧に覆われることが多かったため、東・西日本では月降水量が少なく、月間日照時間がかなり多かった。東・西日本太平洋側、西日本日本海側の月間日照時間は、5月としては統計を開始した1946年以降最も多い値となった。

:沖縄・奄美では、降水量が多く、日照時間がかなり少なかった

沖縄・奄美では、南から湿った気流が入りやすく、前線の活動が活発だったため、降水量が多く、日照時間がかなり少なかった。

:気温は、北・東日本で高かった

北・東日本では、南から暖かい空気が入り、気温が平年を大幅に上回る時期があったため、月平均気温は高かった。

 

*5月の概況

月を通して日本付近を低気圧と高気圧が交互に通り、北日本から西日本にかけては、天気は数日の周期で変わったが、東・西日本を中心に高気圧に覆われて晴れる日が多かった。このため、月降水量は少なく、月間日照時間は、東・西日本でかなり多くなった。東日本太平洋側、西日本太平洋側、西日本日本海側の月間日照時間は、それぞれ平年の137%、130%、135%と、5月としては統計を開始した1946年以降最も多い値となった。一方、沖縄・奄美は、低気圧や前線の影響で曇りや雨の日が多かった。南から湿った気流が入りやすく前線の活動が活発だったことから、月降水量が多く、月間日照時間がかなり少なかった。

気温は、上旬前半、中旬前半、下旬後半に南から暖かい空気が入り、北日本を中心に平年を大幅に上回ったため、北・東日本では月平均気温が高かった。特に下旬後半は、最高気温が30℃以上の真夏日となり、各地で5月の気温の最も高い値を更新した。

*5月の気温・降水量・日照時間等の気象統計値

平均気温・・・

北・東日本で高かった。函館、むつ(青森県)、盛岡などの3地点では、5月の平均気温の高い方からの1位を更新した。西日本と沖縄・奄美は平年並みだった。

降水量・・・

沖縄・奄美で多かった。一方、東・西日本では少なかった。北日本は平年並みだった。

日照時間・・・

東・西日本ではかなり多かった。秩父、尾鷲、福岡など30地点で5月の日照時間の多い方からの1位を更新した。北日本太平洋側では多く、北日本日本海側では平年並みだった。また沖縄・奄美では、かなり少なかった。

 

*5月の各地の平均気温・降水量

札幌・・・平均気温14.0℃(平年比+1.6℃)・・降水量60.0mm(平年比113%)・・降水日数7

仙台・・・平均気温.16.5℃(平年比+1.5℃)・・降水量83.5mm(平年比76%)・・降水日数7

東京・・・平均気温20.3℃(平年比+1.4℃)・・降水量135.5mm(平年比98%)・・降水日数9

新潟・・・平均気温17.1℃(平年比+0.6℃)・・降水量90.0㎜(平年比86%)・・降水日数11

名古屋・平均気温19.5℃(平年比+0.6℃)・・降水量154.5mm(平年比99%)・・降水日数8

大阪・・・平均気温.19.8℃(平年比+0.1℃)・・降水量81.0mm(平年比56%)・・降水日数8

広島・・・平均気温19.6℃(平年比+0.3℃)・・降水量114.5mm(平年比64%)・・降水日数8

高知・・・平均気温19.8℃(平年比+0.1℃)・・降水量202.0mm(平年比69%)・・降水日数5

福岡・・・平均気温20.5℃(平年比+1.1℃)・・降水量94.0mm(平年比66%)・・降水日数6

(降水日数は1㎜以上降った日)

 

*6月の予報(日本気象協会)

北日本では、天気は数日の周期で変わるでしょう。東日本では、天気は数日の周期で変わりますが、平年に比べて曇りや雨の日が少ないでしょう。西日本日本海側では、平年に比べ曇りや雨の日が少ないでしょう。西日本太平洋側と沖縄・奄美では、平年と同様に曇りや雨の日が多いでしょう。

気温・・・平均気温は、北・東日本で高い確率50%、西日本で平年並または高い確率ともに40%です。

降水量・・・降水量は、東・西日本日本海側で少ない確率50%、東日本太平洋側で平年並または少ない確率ともに40%です。

日照時間・・・日照時間は、東日本と西日本日本海側で多い確率50%です。

 

 

資料1. 4月・業種別商業販売額(経済産業省)

*4月の商業販売額(卸売業&小売業)は36兆8210億円、前年比△3.9%、12ヶ月ぶりの減少となった。

*卸売業販売額は25兆8100億円、前年比△3.7%、12ヶ月ぶりの減少となった。

業種別に見ると、各種商品卸売業+6.8%、農畜産物・水産物卸売業+0.4%の増加となった。

一方、医薬品・化粧品卸売業△10.5%、衣服・身の回り品卸売業△9.1%、その他卸売業△6.8%、鉱物・金属材料卸売業△6.7%、建築材料卸売業△4.1%、機械器具卸売業△3.8%、食品・飲料卸売業△3.7%、化学製品卸売業△3.0%、家具・建具・じゅう器卸売業△1.8%、繊維品卸売業△0.5%の減少となった。

*大規模卸売店販売額は8兆3780億円、前年比+1.0%、10か月連続の増加となった。

商品別に見ると、鉄鋼+8.8%、石油・石炭+7.3%、その他機械器具+7.0%、自動車+5.3%、化学製品+5.2%の増加となった。

一方、医薬品・化粧品△13.5%、家庭用電気機械器具△10.2%、非鉄金属△8.2%の減少となった。

 

*小売業販売額は11兆110億円、 前年比△4.4%、9か月ぶりの減少となった。

業種別に見ると、機械器具小売業△12.3%、自動車小売業△10.2%、各種商品小売業(百貨店など)△8.9%、燃料小売業△4.8%、その他小売業△2.6%、織物・衣服・身の回り品小売業△2.0%、飲食料品小売業△1.9%、医薬品・化粧品小売業△1.3%の減少となった。

増加業種は無かった。

*大型小売店販売額(百貨店&スーパー)は1兆4668億円、前年比△6.1%、9ヶ月ぶりの減少となった。

百貨店は4607億円、前年比△10.6%、6か月ぶりの減少、スーパーは1兆62億円、前年比△3.9%、3か月ぶりの減少となった。

商品別では、衣料品△10.5%の減少、飲食料品△1.4%の減少、その他△12.3%の減少となった。

既存店で見ると百貨店は△10.1%の減少(6ヶ月ぶりの減少)、スーパーは△5.1%の減少(3ヶ月ぶりの減少)となり、大型小売店全体としては△6.8%の減少(3ヶ月ぶりの減少)となった。

*コンビニエンス販売額は8113億円、前年比+4.2%、1年2ヶ月連続の増加となり、既存店は3ヶぶりの減少となった。

商品別に見ると、ファーストフード及び日配食品+13.9%、加工食品+7.5%、非食品(タバコを含む)△9.1%、商品販売額合計+3.9%、サービス売上高+8.7%となった。

(サービスはコピー、ファクシミリ、宅配便、商品券、各種チケット、宝くじ、DPE,レンタル、航空券、宿泊券、クリーニング等である)

*日本フランチャイズ協会(コンビニエンス統計調査月報・会員10社)

(10社・・・ココストア、サークルKサンクス、スリーエフ、セイコーマート、セブンイレブン・ジャパン、ファミリーマート、ポプラ、ミニストップ、デイリーヤマザキ、ローソン)

今月は、上旬から中旬にかけ平年を下回る気温だったが、下旬が高温となり、平年並みの気温となった。また、全国的に晴れの日が多く降水量が少なかったため、コーヒー等のカウンター商材をはじめとした日配品は好調に推移したが、消費増税前のタバコ等の買置き需要による反動を受け、既存店売上高は前年を下回った。

*ホームセンター(日本DIY協会・39社全店ベース)

専門量販店販売統計に記載

 

 

資料2. 4月・家計調査・2人以上世帯(総務省)

<家計調査・総務省統計局>

4月の1世帯当たりの消費支出は302.141円となり名目前年比で△0.7%の減少、実質前年比で△4.6%の減少となった。(2ヶ月ぶりの実質減少)

住居・自動車購入・贈与金・仕送り金等を除く消費支出は名目前年比で△2.8%の減少、実質前年比で△6.6%の減少となった。(2ヶ月ぶりの実質減少)

勤労者世帯(主にサラリーマン世帯など自営業を除く)の実収入は463.964円となり、名目前年比△3.3%の減少、実質前年比は△7.1%の減少となった。(7ヶ月連続の実質減少)

可処分所得は373.090円で名目前年比は△3.2%の減少、実質前年比は△7.0%の減少となった。(9ヶ月連続の実質減少)

消費支出は329.976円で2ヶ月ぶりの実質減少となった。平均消費性向は前年同月から0.1pts増加し88.4%となった。

増加項目・・・

(設備修繕・維持)・・・外壁・塀等工事費、給排水関係工事費

(授業料等)・・・私立大学、専修学校

(自動車等関係費)・・・自動車購入、自動車保険料(任意)

減少項目・・・

(諸雑費)・・・葬儀関係費、たばこ

(交通)・・・鉄道通学定期代、鉄道通勤定期代

(教養娯楽用品)・・・ペットフード、スポーツ用品

(穀類)・・・米、食パン

(通信)・・・移動電話通信料、固定電話通信料

(魚介類)・・・さけ、ぶり

(酒類)・・・発泡酒・ビール風アルコール飲料、焼酎

 

4月に減少した主な品目(二人以上世帯・実質増加率5%以上)

(消費税率引上げによる駆け込み需要の反動が見られた主な品目)

(食料)・・・(米)△25.7%、(麺類)△12.4%、(油脂・調味料)食用油△28.7%、しょう油△29.4%、(飲料)コーヒー△10.7、(酒類)焼酎△23.1%、ビール△17.1%、発泡酒・ビール風アルコール飲料△22.0

(家具・家事用品)・・・(家庭用耐久財)炊事用電気器具△24.6%、電機洗濯機△26.2%、(寝具類)布団△41.7%、(家事用消耗品)ポリ袋・ラップ△18.9%、トイレットペーパー△32.4%、台所・住居用洗剤△29.5%、洗濯用洗剤△29.3

(保健医療)・・・(保険医療用品・器具)紙おむつ△37.8%、眼鏡△23.5%、コンタクトレンズ△12.0

(交通・通信)・・・(交通)鉄道通学定期△43.1%、鉄道通勤定期代△42.6%、(自動車等関係費)ガソリン△15.4

(教養娯楽)・・・(教養娯楽耐久財)テレビ△51.3%、(教養娯楽用品)ペッドフード△40.6

(その他の消費支出)・・・(理美容用品)浴用・洗顔石鹸△19.5%、シャンプー△34.9%、化粧クリーム△17.2%、化粧水20.5%、(身の回り用品)装身具△34.6%、腕時計△45.6%、(タバコ)△31.9

 

過去の消費税導入時等との比較(消費支出の費目別対前年同月実質増減率

1989年4月 消費税導入 0%⇒3%

1997年4月 消費税率引上げ 3%⇒5%

2014年4月 消費税率引上げ 5%⇒8%

<家計消費状況調査・総務省統計局>

*3月家計消費状況調査名目増減率(2人以上の世帯・支出関連項目・確定値)

主な品目状況・・・

自動車(新車)・・・名目+45.7%の増加、実質+46.0%の増加

家屋に関する設備費・工事費・修理費(内装)・・・名目+71.2%の増加、実質+71.0%の増加

家屋に関する設備費・工事費・修理費(外装)・・・名目+30.8%の増加、実質+30.7%の増加

冷蔵庫・・・名目+192.0%の増加、実質+207.7%の増加

エアコンディショナー・・・名目+189.6%の増加、実質+145.4%の増加

パソコン・・・名目+148.7%の増加、実質115.0%の増加

テレビ・・・名目+71.9%の増加、実質62.5%の増加

洗濯機・・・名目+113.7%の増加、実質+98.6%の増加

 

10%以上の名目増減品目

増加項目・・・

(通信・放送)・・・ケーブルテレビ受信料(インターネット接続サービスとセット契約)+11.0

(家具等)・・・たんす+23.7%、ベッド+60.2%、布団+54.7%、机・いす(事務用・学習用)+20.1%、食器戸棚+119.3%、応接セット+131.8%、楽器(部品含む)+13.2

(衣類等)・・・背広服+16.0%、腕時計+100.0%、装身具(アクセサリー類)+52.0

(自動車等関係)・・・自動車(新車)+45.7%、自動車(中古車)+15.9%、

(住宅関係)・・・家屋に関する設備費・工事費・修理費(内装)+71.2%、家屋に関する設備費・工事費・修理費(外装)+30.8

(家電等)・・・冷蔵庫+192.0%、洗濯機+113.7%、エアコンディショナー+189.6%、ミシン+63.1%、ステレオセット+57.9%、パソコン+148.7%、パソコン用周辺機器・ソフト+44.5%、ファクシミリ付固定電話+49.3%、テレビ+81.4%、デジタル放送チューナー・アンテナ+136.4%、ビデオデッキ(DVDレコーダー・プレーヤー含む)+14.3%、カメラ(使い捨ては除く)+15.5%、ビデオカメラ+17.9

(医療)・・・歯科診療代+28.3

(その他)・・・私立授業料等(幼稚園~大学、専修学校)+11.2%、補習教育費+16.2%、パック旅行費(国内)+14.6%、パック旅行費(外国)+11.8%、スポーツ施設使用料+12.2%、信仰関係費+48.4

 

減少項目・・・

(通信・放送)・・・ナシ

(家具等)・・・ナシ

(衣類等)・・・ナシ

(自動車等関係)・・・自動車以外の原動機付輸送機器△45.6

(住居関係)・・・給排水関係工事費△13.2%、庭・植木の手入れ△16.4

(家電等)・・・移動電話機(携帯・PHS本体価格と加入料)△12.0%、テレビゲーム(ソフト含む)△18.8%、カー・ナビゲーション△18.6

(医療)・・・出産入院料△40.4

(その他)・・・有料道路(ETC以外の利用)△14.8%、自動車教習料△14.3%、葬儀・法事費用△16.9

 

*3月にインターネットを通じて注文をした世帯数・支出金額・・・

(平成26年3月)・・・支出金額7813円、世帯数25.1

(平成25年3月)・・・支出金額5869円、世帯数23.2

1世帯がインターネットを利用した支出総額は名目で+33.1%の増加、実質で+30.5%の増加である。

*4月の消費者物価総合指数前年同月との比較

(食料)+5.0%・・・生鮮食品+10.0%、生鮮食品を除く食料+4.1

生鮮魚介+12.7%、肉類+7.8%、乳卵類+7.6%、生鮮野菜+8.5%、生鮮果物+8.7%、油脂・調味料+5.5%、調理食品+4.9

(住居)0.0

(光熱・水道)+6.9

電気代+10.1%、ガス代+6.0%、他の光熱+7.9

(家具・家事用品)+5.4

家庭用耐久財+9.4%(エアコン+18.5%)、家事用消耗品+5.5

(被服及び履物)+2.2

下着類+4.5%、被服関連サービス+4.0

(保健医療)+1.9

医薬品・健康保持用摂取品+3.7

(交通・通信)+3.2

交通+5.9%、自動車関係費+2.6%(ガソリン+6.1%)

(教育)+2.3

補習教育+3.6

(教養娯楽)+4.5

教養娯楽用品+7.2%、教養娯楽サービス+4.1%(宿泊料+7.4%)

(諸雑費)+4.8

身の回り用品+9.1%、タバコ+4.2%、他の諸雑費+6.7%(障害保険料+10.1%)

 

 

資料3. 4月・小売売上情報

ユニクロ(国内)(月末締め)・・・

既存店売上高103.3%、既存店客数99.2%、既存店客単価104.1

累計(8月~) 既存店売上高102.2%、既存店客数99.7%、既存店客単価102.5

既存店売上高は、気温の上昇に伴い、春物商品の販売が好調に推移した。上野にグローバル繁盛店「ユニクロ御徒町店」を出店した。

ポイント(アダストリアHD)(月末締め)・・・

既存店売上高95.9%、既存店客数96.6%、既存店客単価99.2

通期(3月~月) 既存店売上高97.7%、既存店客数98.8%、既存店客単価98.9

上旬を中心に消費増税の影響で客数が減少し、下旬にかけて持ち直したものの、全店、既存店ともに前年割れとなった。

アイテム別では、レディースのヒールサンダルなどのシューズ類、クロップトパンツ、カーディガン、メンズのフレンチリネンシャツ、パンツ類が好調だった。

ハニーズ(月末締め)・・・

既存店売上高89.9%、既存店客数90.8%、既存店客単価99.0%、月末店舗数844店舗

累計(6月~) 既存店売上高93.3%、既存店客数89.4%、既存店客単価104.4

前半の気温が昨年に比べ低く、春物の動きが鈍かったが、後半の気温上昇と共に春物が活発に動き出したが、前半のマイナス分をカバーできなかった。

商品としてはカットソー、スカート、ワンピースが売れ筋となった。

中国直営店売上高は、全店で前年比91.2%、既存店で82.5%となり、累計では全店で91.5%、既存店で78.2%となった。

しまむら(20日締め)・・・

既存店売上高111.7%、全店客数109.5%、全店客単価103.8%、月末店舗数1302店舗

通期(3月~5月) 全店売上高105.0%、既存店売上高103.0%、全店客数101.9%、全店客単価103.1%、

アベイル(20日締め)

既存店売上高101.8%、全店客数102.9%、全店客単価102.1%、月末店舗数281店舗

通期(3月~5月) 全店売上高96.7%、既存店売上高94.1%、全店客数95.7%、全店客単価101.1

ライトオン(20日締め)・・・

既存店売上高97.4%、既存店客数96.7%、既存店客単価100.7

通期(9月~月) 全店売上高92.9%、全店客数94.3%、全店客単価98.5

通期(9月~月) 既存店売上高92.4%、既存店客数93.8%、既存店客単価98.5

月度前半は気温上昇や消費増税前の駆け込み需要などの影響で春物商品の動きが良かったものの、4月初旬以降は消費増税後の反動もあり、全社、既存店共に昨年割れとなった。

商品動向としては、メンズ、ウィメンズともに七分袖シャツやカーディガン、パーカーが堅調に推移した。

マックハウス(月末締め)・・・

既存店売上高93.3%、既存店客数96.9%、既存店客単価96.2%、月末店舗数487店舗

通期(3月~月) 全店売上高95.4%、全店客数98.9%、全店客単価96.5

通期(3月~月) 既存店売上高94.4%、既存店客数97.1%、既存店客単価97.2

当月は、消費増税の影響等によりメンズ、レディースともに前年を大きく下回った。キッズ及び当期より強化している実需商品であるインナー・レッグウェアは前年を上回った。

ユナイデットアローズ(月末締め)・・・

既存店小売売上高96.6%、小売既存店客数95.9%、小売既存店客単価100.6%、

ネット通販既存店売上高94.6%、小売+ネット通販既存店売上高96.4

年間(4月~月) 全社売上高100.7%、小売全店売上高101.4%、ネット通販全店売上102.9%、アウトレット売上高97.3

4月は、消費増税前の駆け込み需要の反動から重衣料、高単価なシューズ、バック、アクセサリーが弱含みに推移し、既存店売上は前年を下回った。月後半から気温上昇に合わせて初夏物商品の打ち出しを強めたことにより、シャツ、カット、半袖ニットなどの売上が上昇傾向になった。また、スニーカーの人気が継続しており、カジュアルシューズの動きを牽引した。

西松屋チェーン(20日締め)・・・

既存店売上高112.1%、既存店客数104.7%、既存店客単価107.1%、月度末店舗数859店舗

通期(3月~月) 全店売上高110.3%、全店客数103.7%、全店客単価106.3

通期(3月~月) 既存店売上高107.4%、既存店客数101.2%、既存店客単価106.2

当月は、3月末までに大型育児用品、衛生雑貨などが大きく売上を伸ばしたことと、衣料品が期間を通じて好調に推移した。

青山商事(月末締め)・・・

既存店売上高85.8%、既存店客数95.3%、既存店客単価100.6%、月末店舗数870店舗

年間(4月~月) 全店売上高89.7%、既存店売上高85.8

消費増税前の駆け込需要の反動などで苦戦した。

アオキHD(月末締め)・・・

既存店売上高85.1%、既存店客数85.2%、既存店客単価99.8%、月末店舗数667店舗

年間(4月~月) 全店売上高92.5%、全店客数95.3%、全店客単価97.1

年間(4月~月) 既存店売上高85.1%、既存店客数85.2%、既存店客単価99.8

良品計画(月末締め)・・・

直営既存店売上97.7%、直営既存店客数99.7%、直営既存店客単価98.1

直営既存店 衣服・雑貨106.8%、生活雑貨91.3%、食品101.9

生活雑貨では、前月の駆け込み需要の反動により高単価のファニチャーや家電の売上は一時大きく落ち込んだが、新生活の買い足し需要となる掃除用品、ポリプロピレン収納、キッチン用品などの売上は前年並みで推移した。一方、衣服・雑貨は月を通して好天に恵まれ、裏毛パーカーやオックスフォードシャツなど春物が幅広く人気となり、前年実績を上回った。

ニトリ(20日締め)・・・

既存店売上高115.1%、既存店客数106.4%、既存店客単価108.1%、月末店舗数314店舗

アルペン(月末締め)・・・

既存店売上高89.8%、既存店累計売上高99.2

ゼビオ単体(月末締め)・・・

既存店売上高92.6%、既存店累計売上高92.6

ヒマラヤ単体(月末締め)・・・

既存店売上高93.3%、既存店累計売上高99.4%、既存店客数93.0%、既存店客単価100.0

ABCマート(月末締め)・・・

既存店売上高102.6%、既存店客数97.4%、既存店客単価105.4%、月末店舗数767店舗

気温の上昇と共に、春の需要が本格化し月後半から好調となった。

商品面ではTVCMを中心に販促を強化したレディースのキレらくシリーズ、ブリリアンシリーズ等のコンフォートシューズや、メンズやキッズのランニングシューズやスニーカーが好調となった。

チヨダ(月末締め)・・・

既存店売上91.7%、既存店客数89.4%、既存店客単価102.6%、月末店舗数1108店舗

通期(3月~月) 全店売上高103.8%、全店客数97.9%、全店客単価106.0

通期(3月~月) 既存店売上高103.1%、既存店客数97.5%、既存店客単価105.8

前月の消費増税に伴う駆け込み需要の反動から、第1週目の売上は減少したが、第2週目以降は回復基調となった。PBの販売状況は、春の新生活需要の拡大により、パンプスやビジネスシューズが堅調に推移した。NBの販売に関しても、女性を中心に若年層の来店客数が増加し、強化しているスニーカー・カジュアルシューズが好調に推移した。

三越伊勢丹(月末締め)・・・

全店売上高92.1

年間(4月~月) 全店売上高92.1

消費増税による反動減の環境においても、三越銀座店が前年実績を15ヶ月連続で上回る。伊勢丹本店も昨年3月の婦人フロアリモデル、副都心線延長から2年目となる中で一桁のマイナスに留まったほか、各店とも3月の駈込み消費ほどの売上の落ち込みは無く、首都圏三越伊勢丹計では7.9%減となる。

増税の反動減は宝飾時計、呉服など一部の商品で比較的大きいものの、主力アイテムである婦人や紳士ファッション、食品などは前年実績に近い売上で堅調に推移する。増税対策として月初より展開商品の大幅な入れ替えを行い、ボリュームが拡大したカットソーやドレス、麻・綿素材のカジュアルシャツなどの夏物アイテムが良く動く。

高島屋(月末締め)・・・

全店売上高86.8

3月に大幅に売上を伸ばした高額品の宝飾品や特選衣料雑貨をはじめ、食堂を除く商品群がマイナスとなった。

Jフロント(大丸・松坂屋)(月末締め)・・・

全店売上高84.7

年間(3月~月) 全店売上高111.7

宝飾品やラグジュアリーブランドなどを中心に消費増税前の駆け込み消費の反動減影響が出た。月初2週間は約2割減であったが、第3週は約1割減、第4週は一桁減となり、マイナス幅は縮小傾向にある。

H2Oリテーリング(月末締め)・・・

全店売上高92.1

衣料品94.5%、身の回り品91.4%、家庭用品91.6%、食料品96.0%、雑貨79.4%であった。

 

 

資料4. 4月・百貨店販売統計(日本百貨店協会)

消費税率引き上げに伴う駆け込み需要(+25.4%)の反動から、二桁減(△12.0%)となったが、前回の引上げがあった97年(3月+23.0%、4月△14.0%)との比較では、3月の伸び率が2.4pts上回った一方で、4月の減少幅は2.0pts縮まっており、相対的に底堅い動きを示した。

4月は、税率引上げ直後に反動が大きく出ていたものの、週を追うごとに影響は和らいできたほか、各店の対策で集客・販促企画が積極展開されたことや好天に恵まれたこともあり、月末には前年実績に近い水準まで戻す店も見られた。

商品別には、駆け込み需要で前月大幅伸長した、美術・宝飾・貴金属(△38.9%)、高級寝具・呉服(その他衣料△24.2%)、家具(△18.3%)などの高額商材や、まとめ買いの影響が見られた化粧品(△20.9%)などの減少率が大きく出た反面、主力の衣料品(△12.2%)や食料品(△4.7%)は、駈込みによる伸びが相対的に低かったことから、反動の影響も小さく、商況全体を下支えする要因となった。

 

*主要商品の動き

主要5品目では、2012年10月以来18ヵ月ぶりに全品目がマイナスとなった。

また、駆け込み需要の反動から、その他の品目も全てマイナスとなったが、紳士服・洋品、その他雑貨、生鮮食品、菓子、惣菜、その他食品は一桁のマイナスとなった。

紳士服・洋品・・・△7.9%、2ヶ月ぶりマイナス

婦人服・洋品・・・△11.9%、2ヶ月ぶりマイナス

子供服・洋品・・・△15.0%、2ヶ月ぶりマイナス

その他衣料品・・・△24.2%、4ヶ月ぶりマイナス

衣料品合計・・・△12.2%、2ヶ月ぶりマイナス

身の回り品合計・・・△12.0%、9ヶ月ぶりマイナス

化粧品・・・△20.9%、6ヶ月ぶりマイナス

美術・宝飾・貴金属・・・△38.9%、20ヶ月ぶりマイナス

商品券・・・△8.1%、38ヶ月連続マイナス

 

*4月主要店舗増減

伊勢丹新宿(店頭)92.1%、伊勢丹立川92.8%、伊勢丹松戸89.0%、伊勢丹浦和89.5

三越日本橋(店頭)85.3%、三越銀座101.1%、三越千葉85.7

高島屋日本橋84.1%、高島屋横浜88.6%、高島屋新宿89.6%、高島屋玉川88.7

高島屋大阪84.8%、高島屋京都84.3

大丸心斎橋86.1%、大丸梅田85.0%、大丸東京96.4%、大丸京都83.2%、大丸神戸81.9

松坂屋名古屋81.7%、松坂屋上野77.3

阪急本店91.6%(阪急うめだ本店90.3%、阪急メンズ大阪100.6%)

阪神本店85.0

 

*4月の外国人観光客の売上高

対象45店舗(外国人観光客誘致委員会委員店)の売上は60億9238万円、前年比154.3%となった。

購買客数は7万7731人、前年比164.8%、一人当たり購買単価は前年比93.7%の7万8378円であった。

(調査品目に主力商品である化粧品、食料等は免税手続き対象外のため含まれず)

訪日外国人については、花見客を中心とした訪日需要の高まりから、中華圏(中国・香港・台湾等)とアセアン(タイ・シンガポール・マレーシア等)を中心に、売上・客数共に大幅な伸びを続け、単月としては過去最高の売上を記録するなど、特に大都市において商況を牽引した。

 

資料5. 4月チェーンストア販売統計(日本チェーンストア協会)

既存店(店舗調整後)の販売額は94.6%で3ヶ月ぶりのマイナスとなった。

食料品では、畜産品や惣菜が堅調に推移したが、月前半の低気温の影響から春物衣料の動きが鈍かったほか、駆け込み需要のあった加工食品や住関品が不調だった。

 

*商品の動き

食料品・・・

(農産品)・・・

農産品は、ジャガイモ、玉ねぎや長ねぎの土物野菜、キャベツ、カット野菜などが好調だったが、サラダ野菜やきのこ類などが不調だった。果物では、カットフルーツなどが好調だったが、りんごやイチゴなどが不調だった。

(畜産品)・・・

畜産品は、牛肉、豚肉、鶏肉が好調だった。ハム・ソーセージは不調に終わったが、鶏卵の動きは良かった。

(水産品)・・・

水産品は、刺身の盛り合わせ、マグロ、アジやサワラなどの鮮魚類などが好調だったが、うなぎ、塩鮭、魚卵、一汐開きやちりめん、海藻類などは不調だった。

(総菜)・・・

惣菜は、温惣菜ではスナック、揚げ物、中華は好調だったが、焼き物は不調だった。要冷惣菜では、和・洋惣菜の動きは良く、米飯、寿司も好調だった。

(その他食品)・・・

その他食品は、乳酸菌飲料、チョコレート、アイスクリーム、納豆などの動きは良かったが、駈込み需要のあった調味料、米、袋麺、飲料、冷凍食品などは不調だった。

 

衣料品・・・

(紳士衣料)・・・

紳士衣料は、カッターシャツ、気温上昇とともに春物商品が動き出したものの、カジュアルウェア、ジャケット、スラックスなどが不調だった。

(婦人衣料)・・・

婦人衣料は、ジーンズ、カットソーなどが好調だったが、フォーマル、ブラウス・シャツ、パンツ・スカート、などは不調だった。

(その他衣料・洋品)・・・

その他衣料・洋品は、夏物紳士・婦人パジャマ、カジュアルソックス、帽子などの季節品が良かったものの、紳士・婦人・子供肌着のほか、子供服、ベビー用品などは不調だった。

 

住関連・・・

(日用雑貨品)・・・

日用雑貨品は、男児玩具、文具などは好調だったが、ペーパー類、ラップ、アルミホイル、テレビゲームソフトは不調だった。

(医薬・化粧品)・・・

医薬・化粧品は、鼻炎薬、マスクなどの動きは良かったものの、カウンセリング化粧品、フェイスケア、フェイスメイク、ヘアメイク、ヘアケア、洗剤類などが不調に終わった。

(家具・インテリア)・・・

家具・インテリアは、収納ケースなどが好調だったが、寝具装飾品、カーテン、カーペットなどが不調に終わった。

(家電製品)・・

家電製品は、エアコン、冷蔵庫、洗濯機、調理家電、テレビ・レコーダー、照明器具などが不調だった。

(その他)・・・

その他商品は、生花などの園芸は好調だったが、スポーツ衣料、ペットフード等のペット用品、電動アシスト自転車などは不調だった。

 

以上

 

資料5部

資料1.2014年業種別商業販売額(経済産業省)

資料2.2014年家計調査・2人以上世帯(総務省)

資料3.2014年小売売上情報

資料4.2014年百貨店販売統計(日本百貨店協会)

資料5.2014年チェーンストア販売統計(日本チェーンストア協会)


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