レポートNo107 2014.4.4  <倉林 勝>

リテール2014年2月資料

2度の大雪にもかかわらず小売業全体は順調な伸びを見せ、特に消費増税前倒しと見られる自動車、機械器具小売業は大きく増加した。専門店は大雪の影響で、店舗閉鎖や客数減の影響があったが、前倒し消費でニトリ、大雪の特需でABCマートやチヨダが大きく伸ばした。百貨店、チェ−ンストア、コンビニエンスストアも好調であった。


3月の天気・・・気象庁

*2月の概要

:太平洋側では大雪に2度見舞われ、関東甲信地方を中心に記録的な大雪となった

低気圧が日本の南岸を通過し、7日から8日にかけてと14日から16日にかけては広い範囲で大雪となり、関東甲信地方を中心に最深積雪の記録を更新したところがあった。

:北日本から西日本にかけて月平均気温は平年並みだが、気温の低い日が多かった

月のはじめと終わりに暖かい空気に覆われて気温がかなり高くなったが、上旬半ばから下旬はじめにかけては、大陸の高気圧が下層の寒気を伴なって日本海に張り出したため、気温の低い日が多かった。

:日本海側では、降雪量は少なかった

上空に強い寒気が流れ込むことはほとんどなかったことから、日本海側の降雪量は少なかった。

 

*3月の概要

:月の前半は全国的に低温

月の前半は、日本付近に強い寒気が流れ込み、全国的に低温となり、東・西日本日本海側の山沿いや北日本で大雪となったところがあった。

:月の終わり頃は北日本から西日本にかけて高温

月の終わり頃は、南からの暖かい空気が流れ込んだため、北日本から西日本にかけて気温は平年を大幅に上回った。

:北日本から西日本にかけて月降水量が多かった

日本付近を通過する低気圧が月後半を中心にたびたび発達したため、北日本から西日本にかけての月降水量が多く、特に東日本日本海側の月降水量の平年比は168%となり、1946年以降で最も多かった。

 

*3月の概況

月を通して日本付近を低気圧と高気圧が交互に通り、低気圧の通過後は北日本を中心に冬型の気圧配置となるなど、全国的に天気は数日の周期で変わった。月の前半は、日本付近に強い寒気が流れ込んだため全国的に低温となった。特に上旬の後半から中旬のはじめにかけての気温は全国的に平年を大きく下回り、東・西日本日本海の山沿いや北日本では大雪となったところがあった。月の後半は、日本付近を通過する低気圧がたびたび発達したため、北日本から西日本の所々で大雨や北日本太平洋側を中心に大雪となるなど大荒れの天気となった。特に、東日本日本海側の月降水量の平年比は168%で、3月としては1946年以降で最も多くなった。また、13日には屋久島で日降水量が334.5㎜となり3月としては歴代全国1位を更新した。月の終わり頃は、南からの暖かい空気が流れ込んだため、北日本から西日本にかけての気温は平年を大幅に上回った。

 

*3月の気温・降水量・日照時間等の気象統計値

平均気温・・・月平均気温は、東・西日本で高かった。一方、沖縄・奄美では低かった。北日本は平年並みだった。

降水量・・・月降水量は、北日本から西日本にかけて多く、特に北日本太平洋側、東日本日本海側でかなり多かった。仙台、金沢など7地点では3月の月降水量の多い方からの1位を更新した。沖縄・奄美では少なかった。北見枝幸(北海道)では3月の月降水量の少ない方からの1位を更新した。

日照時間・・・月間日照時間は、東日本太平洋側、西日本で多かった。父島(東京)では3月の月間日照時間の多い方からの1位を更新した。北日本、東日本日本海側、沖縄・奄美は平年並みだった。

降雪・積雪・・・降雪の深さ月合計は、北日本太平洋側、西日本日本海側で多かった。網走、根室、函館、八戸では3月の降雪の深さ月合計値の多い方からの1位を更新した。一方、東日本太平洋側では少なかった。北・東日本日本海側は平年並みだった。月最深積雪は、北日本で平年を上回ったところが多かった。根室では3月の月最深積雪の多い方からの1位を更新した。

 

*3月の各地の平均気温・降水量

札幌・・・平均気温0.5℃(平年比△0.1℃)・・降水量64.0mm(平年比82%)・・降水日数14

仙台・・・平均気温.5.5℃(平年比+0.6℃)・・降水量162.5mm(平年比238%)・・降水日数10

東京・・・平均気温10.4℃(平年比+1.0℃)・・降水量113.5mm(平年比97%)・・降水日数9

新潟・・・平均気温6.1℃(平年比+0.3℃)・・降水量151.5㎜(平年比135%)・・降水日数15

名古屋・平均気温9.3℃(平年比+0.6℃)・・降水量153.0mm(平年比126%)・・降水日数10

大阪・・・平均気温.9.0℃(平年比+0.5℃)・・降水量153.0mm(平年比147%)・・降水日数8

広島・・・平均気温10.0℃(平年比+0.9℃)・・降水量159.5mm(平年比129%)・・降水日数11

高知・・・平均気温11.4℃(平年比+0.6℃)・・降水量259.0mm(平年比136%)・・降水日数12

福岡・・・平均気温11.5℃(平年比+1.1℃)・・降水量102.5mm(平年比91%)・・降水日数12

(降水日数は1㎜以上降った日)

 

*4月の予報(日本気象協会)

全国的に天気は数日の周期で変わるでしょう。北・東日本太平洋側と西日本では、平年と同様に晴れの日が多い見込みです。沖縄・奄美では、平年に比べ晴れの日が多いでしょう。気温は、北・東・西日本で平年並みまたは高い確率ともに40%です。降水量は、沖縄・奄美で平年並みまたは少ない確率ともに40%です。

 

 

資料1. 2月・業種別商業販売額(経済産業省)

*2月の商業販売額(卸売業&小売業)は37兆7580億円、前年比+2.8%、10ヶ月連続の増加となった。

 

*卸売業販売額は26兆8450億円、前年比+2.4%、10ヶ月連続の増加となった。

業種別に見ると、機械器具卸売業+7.6%、建築材料卸売業+3.0%、食品・飲料卸売業+2.7%、家具・建具・じゅう器卸売業+1.6%、鉱物・金属材料卸売業+1.1%、化学製品卸売業+0.8%、衣服・身の回り品卸売業+0.7%、各種商品卸売業+0.6%、医薬品・化粧品卸売業+0.5%、農畜産物・水産物卸売業+0.3%、その他卸売業+0.1%の増加となった。

一方、繊維品卸売業△2.0%の減少となった。

*大規模卸売店販売額は8兆7650億円、前年比+4.4%、7か月連続の増加となった。

商品別に見ると、家庭用電器機械器具+21.0%、自動車+14.5%、一般機械器具+13.5%、建築材料+12.1%、その他機械器具+10.2%の増加となった。

一方、鉱物△28.0%、非鉄金属△12.3%、その他の輸送用機械器具△12.3%の減少となった。

 

*小売業販売額は10兆9130億円、 前年比+3.6%、7か月連続の増加となった。

業種別に見ると、自動車小売業+14.9%、機械器具小売業+11.2%、医薬品・化粧品小売業+2.7%、各種商品小売業(百貨店など)+2.2%、飲食料品小売業+1.7%、その他小売業+1.7%、織物・衣服・身の回り品小売業+0.5%、燃料小売業+0.4%の増加となった。

減少業種は無かった。

*大型小売店販売額(百貨店&スーパー)は1兆4686億円、前年比+2.4%、7ヶ月連続の増加となった。

百貨店は4785億円、前年比+2.5%、4か月連続の増加、スーパーは9901億円、前年比+2.3%、2か月ぶりの増加となった。

商品別では、衣料品△1.1%の減少、飲食料品+2.8%の増加、その他+4.2%の増加となった。

既存店で見ると百貨店は+2.9%の増加(4ヶ月連続の増加)、スーパーは+0.5%の増加(4ヶ月ぶりの増加)となり、大型小売店全体としては+1.3%の増加(2ヶ月ぶりの増加)となった。

*コンビニエンス販売額は7468億円、前年比+6.2%、12ヶ月連続の増加となり、既存店は3ヶぶりの増加となった。

商品別に見ると、ファーストフード及び日配食品+10.8%、加工食品+4.1%、非食品(タバコを含む)+0.8%、商品販売額合計+5.3%、サービス売上高+22.9%となった。

(サービスはコピー、ファクシミリ、宅配便、商品券、各種チケット、宝くじ、DPE,レンタル、航空券、宿泊券、クリーニング等である)

*日本フランチャイズ協会(コンビニエンス統計調査月報・会員10社)

(10社・・・ココストア、サークルKサンクス、スリーエフ、セイコーマート、セブンイレブン・ジャパン、ファミリーマート、ポプラ、ミニストップ、デイリーヤマザキ、ローソン)

今月の平均気温は平年並みだったが、気温の低い日が多く太平洋側では大雪に2度見舞われ、関東甲信地方を中心に記録的な大雪となった。一方、日本海側の降雪量は少なかった。大雪の影響を受けた地域では客数に影響が出たが、食品や非食品のまとめ買いがあり、また全国的にはコーヒー等のカウンター商材が好調に推移し、既存店売上高は前年を上回った。

既存店ベースでは客数10億5249万人(前期比+0.002%)、平均客単価611.4円(前期比+1.0%)となり、売上高は6435億円(前期比+1.0%)となった。

全店ベースでは客数11億4407万人(前期比+4.8%)、平均客単価620.3円(前期比+1.1%)となり、売上高は7096億円(前期比+6.0%)となった。

全店ベース店舗数49.982店(前年同月47.345店)、前期比5.6%増となった。

 

*ホームセンター(日本DIY協会・39社全店ベース)

専門量販店販売統計に記載

 

 

資料2. 2月・家計調査・2人以上世帯(総務省)

<家計調査・総務省統計局>

2月の1世帯当たりの消費支出は266.610円となり名目前年比で△0.6%の減少、実質前年比で△2.5%の減少となった。(6ヶ月ぶりの実質減少)

住居・自動車購入・贈与金・仕送り金等を除く消費支出は名目前年比で△0.3%の減少、実質前年比で△2.2%の減少となった。(2ヶ月ぶりの実質減少)

勤労者世帯(主にサラリーマン世帯など自営業を除く)の実収入は479.268円となり、名目前年比+0.6%の増加、実質前年比は△1.3%の減少となった。(5ヶ月連続の実質減少)

可処分所得は398.281円で名目前年比は+0.6%の増加、実質前年比は△1.3%の減少となった。(7ヶ月連続の実質減少)

消費支出は294.509円で5ヶ月連続の実質減少となった。平均消費性向は前年同月から△1.6pts減少し73.9%となった。

増加項目・・・

(設備修繕・維持)・・・設備器具、給排水関係工事費

(家庭用耐久財)・・・電気冷蔵庫、電気洗濯機

(保健医療サービス)・・・歯科診療代、他の入院料

(保健医療用品・器具)・・・眼鏡

減少項目・・・

(教養娯楽サービス)・・・外国パック旅行費、自動車教習料

(交際費)・・・贈与金、付き合い費

(自動車等関係費)・・・自動車整備費、ガソリン

(授業料等)・・・私立大学、私立中学校

(家賃地代)・・・民営家賃、給与住宅家賃

(補習教育)・・・中学校補習教育

(洋服)・・・婦人用コート、婦人服

 

2月に増加した主な品目(二人以上世帯・実質増加率5%以上)

(食料)・・・(肉類)豚肉10.3%、鶏肉7.0

(住居)・・・(設備・修繕維持)41.7

(家具・家事用品)・・・(家庭用耐久財)電機冷蔵庫160.9%、電気洗濯機51.2%、電気掃除機114.3%、炊事用電気器具96.3%、エアコンディショナー47.6%、(寝具類)ベッド167.7%、(家事用消耗品)トイレットペーパー14.5%、洗濯用洗剤10.0

(被服及び履物)・・・ナシ

(交通・通信)・・・ナシ

(教養娯楽)・・・(教養娯楽耐久財)パソコン32.8%、テレビ52.1%、

(その他の消費支出)・・・(身の回り品)装身具70.5%、腕時計273.6

 

2月に減少した主な品目(二人以上世帯・実質増加率5%以上)

(食料)・・・(生鮮魚介)△11.8%、(外食)中華そば△10.1%、ハンバーガー△18.7%、喫茶代△5.1

(被服及び履物)・・・(男子用洋服)△14.5%、(婦人用洋服)△14.6

(教養娯楽)・・・(教養娯楽サービス)国内パック旅行費△13.9%、ゴルフプレー料金△16.9%、遊園地入場・乗物代△19.1

 

<家計消費状況調査・総務省統計局>

*1月家計消費状況調査名目増減率(2人以上の世帯・支出関連項目・確定値)

主な品目状況・・・

自動車(新車)・・・名目+39.3%の増加、実質+39.6%の増加

家屋に関する設備費・工事費・修理費(内装)・・・名目+44.7%の増加、実質+44.6%の増加

家屋に関する設備費・工事費・修理費(外装)・・・名目+42.2%の増加、実質+42.1%の増加

冷蔵庫・・・名目+44.2%の増加、実質40.7%の増加

パソコン・・・名目+36.0%の増加、実質19.5%の増加

パック旅行費(国内)・・・名目+14.5%の増加、実質14.7%の増加

宿泊料・・・名目+10.3%の増加、実質+13.7%の増加

 

 

10%以上の名目増減品目

増加項目・・・

(通信・放送)・・・ケーブルテレビ受信料(インターネット接続サービスとセット契約)+14.0

(家具等)・・・たんす+13.4%、ベッド+17.3%、応接セット+37.0

(衣類等)・・・背広服+17.4%、腕時計+53.5

(自動車等関係)・・・自動車(新車)+39.3

(住宅関係)・・・家屋に関する設備費・工事費・修理費(内装)+44.7%、家屋に関する設備費・工事費・修理費(外装)+42.2%、家賃+17.0%、給排水関係工事費+15.1%、家賃+13.2

(家電等)・・・冷蔵庫+44.2%、洗濯機+34.1%、パソコン+36.0%、パソコン用周辺機器・ソフト+11.9

(医療)・・・出産入院料+17.6

(その他)・・・自動車教習料+12.0%、宿泊料+10.3%、パック旅行(国内)+14.5%、信仰関係費+11.0

減少項目・・・

(通信・放送)・・・ケーブルテレビ受信料(テレビ放送受信のみ)△13.1

(家具等)・・・机・いす(事務用・学習用)△35.5%、食器戸棚△48.8

(衣類等)・・・ナシ

(自動車等関係)・・・自動車保険料(自賠責)△17.5%、自動車以外の原動機付輸送機器△51.6

(住居関係)・・・ナシ

(家電等)・・・ミシン△13.7%、ステレオセット△10.3%、移動電話機(携帯・PHS本体価格と加入料)△27.3%、ファクシミリ付固定電話機△10.6%、テレビ△20.7%、デジタル放送チューナー・アンテナ△37.5%、ビデオデッキ(DVDレコーダー・プレイヤー含む)△16.1%、テレビゲーム(ソフト含む)△34.9%、ビデオカメラ△40.0%、カー・ナビゲーション△19.9

(医療)・・・ナシ

(その他)・・・有料道路(ETC以外の利用)△18.7%、挙式・披露宴費用△65.0

 

*1月にインターネットを通じて注文をした世帯数・・・

(平成25年12月)・・・支出金額6581円、世帯数23.9

(平成24年12月)・・・支出金額5397円、世帯数22.5

1世帯がインターネットを利用した支出総額は名目で+21.9%の増加、実質で+19.9%の増加である。

*2月の消費者物価総合指数前年同月との比較

(食料)+2.0%・・・生鮮食品+7.8%、生鮮食品を除く食料+0.9

生鮮魚介+12.6%(さけ+25.1%)、生鮮野菜+4.8%、生鮮果物+6.6

(住居)△0.3

(光熱・水道)+5.8

電気代+9.3%、ガス代+5.0

(家具・家事用品)+2.1

家庭用耐久財+7.3

(被服及び履物)+1.3

(保健医療)△0.5

(交通・通信)+1.3

自動車関係費+1.8%(ガソリン+2.6%)

(教育)+0.7

(教養娯楽)+1.6

教養娯楽サービス+1.1%(外国パック旅行+8.5%)、教養娯楽用耐久財+6.3

(諸雑費)+3.4

他の諸雑費+6.6%(障害保険料+10.1%)、身の回り用品+8.6

 

 

資料3. 2月・小売売上情報

ユニクロ(国内)(月末締め)・・・

既存店売上高100.8%、既存店客数95.8%、既存店客単価105.2

累計(8月~) 既存店売上高102.2%、既存店客数100.5%、既存店客単価101.7

既存店売上高は、気温が低い日が多く、冬物販売が好調に続いた。

ポイント(アダストリアHD)(月末締め)・・・

既存店売上高95.5%、既存店客数93.8%、既存店客単価101.9

通期(3月~2月) 既存店売上高99.6%、既存店客数101.4%、既存店客単価98.3

週末に二度の降雪に見舞われ、関東地方では記録的な大雪となったことで外出そのものを控える消費者が多く、客数減の主要因となった。

レディースのタイトスカート、テーパードパンツ、トレンチコート、メンズのパンツ、オックスフォードシャツなど春物の動きも見られたが売上は低迷した。

ハニーズ(月末締め)・・・

既存店売上高96.1%、既存店客数97.3%、既存店客単価98.7%、月末店舗数835店舗

累計(6月~) 既存店売上高93.9%、既存店客数89.2%、既存店客単価105.2

春物が好調に推移したが、大雪の影響で既存店売上は前年を下回った。商品としては、カットソー、スカート、ジャケットが売れ筋となった。

中国直営店売上高は、全店で前年比63.0%、既存店で55.8%となり、累計では全店で91.5%、既存店で77.8%となった。

しまむら(20日締め)・・・

既存店売上高96.9%、全店客数96.4%、全店客単価102.5%、月末店舗数1299店舗

通期(3月~2月) 全店売上高101.8%、既存店売上高99.5%、全店客数100.0%、全店客単価101.8%、

1月下旬は比較的気温が高く、スタジャンやタイトスカートなど春物が動き出したが、2月に入り2週続いた週末の大雪の影響により売上は減速した。

2013年度の売上は、ファッションセンターしまむら昨対101.8%、アベイル昨対98.3%、バースディ昨対113.5%、シャンブル昨対102.5%、しまむら全体昨対102.0%となった。

アベイル(20日締め)

既存店売上高91.9%、全店客数92.2%、全店客単価102.0%、月末店舗数279店舗

通期(3月~2月) 全店売上高98.3%、既存店売上高95.6%、全店客数97.8%、全店客単価100.6

ライトオン(20日締め)・・・

既存店売上高87.6%、既存店客数88.3%、既存店客単価99.2

上期(9月~2月) 全店売上高93.3%、全店客数95.2%、全店客単価98.0

上期(9月~2月) 既存店売上高93.0%、既存店客数95.0%、既存店客単価98.0

記録的な大雪の影響などにより客数が伸び悩んだ。上期は、11月上旬まで気温が高く、秋冬商品の販売は苦戦をした。気温の低下と共に保温・発熱機能素材のボトムスなど一部堅調に推移した商品もあったが、天候不順の影響などにより冬物商品の販売は全般的に厳しいものとなった。

マックハウス(月末締め)・・・

既存店売上高94.7%、既存店客数89.2%、既存店客単価106.2%、月末店舗数476店舗

通期(3月~2月) 全店売上高95.6%、全店客数91.8%、全店客単価104.2

通期(3月~2月) 既存店売上高99.5%、既存店客数95.6%、既存店客単価104.1

当月は、メンズアウターやシャツの一部商品が堅調に推移したものの、厳しい冷え込みや大雪の影響等もあり、春物商品の立ち上がりが鈍く、客数が伸び悩んだ。

ユナイデットアローズ(月末締め)・・・

既存店小売売上高107.6%、小売既存店客数101.7%、小売既存店客単価105.7%、

ネット通販既存店売上高122.4%、小売+ネット通販既存店売上高108.8

2月は二度の降雪の影響はあったものの、春物商品と冬物セール商品が安定的に動いた。

新生活や式典需要として春物アウター、スーツ、ジャケットなどが好調だったのに加え、トレンドのニット、スカート、スニーカーが堅調な売上を残した。また、雪の影響でレインブーツの需要が高まり、春節にともなう外国人観光客も増加した。

西松屋チェーン(20日締め)・・・

既存店売上高97.7%、既存店客数95.2%、既存店客単価102.7

通期(3月~2月) 全店売上高104.2%、全店客数101.5%、全店客単価102.7

通期(3月~2月) 既存店売上高100.6%、既存店客数98.1%、既存店客単価102.5

当月は、初旬まで堅調に推移したが、中旬に関東、東日本を中心とした大雪によって、一時的に数十店舗の営業ができなくなるなど影響を受けた。

青山商事(月末締め)・・・

既存店売上高97.6%、既存店客数91.3%、既存店客単価106.9%、月末店舗数857店舗

記録的な大雪により、客数に影響があった。

アオキHD(月末締め)・・・

既存店売上高98.6%、既存店客数89.1%、既存店客単価110.0%、月末店舗数645店舗

良品計画(月末締め)・・・

直営既存店売上103.1

通期(3月~2月) 全店売上高103.4

通期(3月~2月) 既存店売上高103.1

ニトリ(20日締め)・・・

既存店売上高106.5%、既存店客数97.1%、既存店客単価109.7%、月末店舗数312店舗

通期(3月~2月) 全店売上高110.7%、全店客数106.6%、全店客単価103.9

通期(3月~2月) 既存店売上高104.4%、既存店客数99.9%、既存店客単価104.5

アルペン(月末締め)・・・

既存店売上高95.5%、既存店累計売上高99.3

ゼビオ単体(月末締め)・・・

既存店売上高98.2%、既存店累計売上高98.3

ヒマラヤ単体(月末締め)・・・

既存店売上高98.6%、既存店累計売上高99.0%、既存店客数99.5%、既存店客単価99.1

ABCマート(月末締め)・・・

既存店売上高111.3%、既存店客数109.2%、既存店客単価101.9

通期(3月~2月) 全店売上高109.9%、全店客数109.2%、全店客単価100.6

通期(3月~2月) 既存店売上高105.8%、既存店客数104.8%、既存店客単価101.0

2月度は、週末の豪雪による特需で、都心部を中心に好調に推移した。

商品面では、レディースを中心に、スノーブーツやレインブーツなどの防寒・防水系シューズの販売が好調となった。

チヨダ(月末締め)・・・

既存店売上117.3%、既存店客数114.3%、既存店客単価102.6%、月末店舗数1100店舗

通期(3月~2月) 全店売上高98.9%、全店客数97.3%、全店客単価101.7

通期(3月~2月) 既存店売上高97.6%、既存店客数96.0%、既存店客単価101.6

東北・関東・東海地方の大雪に伴い、防水・防滑シューズの需要増と雪関連商品の売上が増加した。また、春新作スニーカーが好調に推移、グローバルブランドの動向が上がると共に、PBも売上を牽引し、集客増につながった。

三越伊勢丹(月末締め)・・・

首都圏を中心とした2回の降雪で大きな影響があったものの、その後各店とも売上が順調に回復し、伊勢丹新宿本店が7ヶ月連続、三越銀座店が2ヶ月連続で二桁の高い伸びとなり、首都圏三越伊勢丹計で前年実績を13か月連続で上回る結果となった。

主力の婦人衣料や婦人雑貨が二桁の伸びとなったほか、紳士ではスプリングコートなどのビジネスアイテムが好調。バレンタインのチョコレートや、消費増税を前に家具などの高額品も良く動く。また、春節期間を中心に外国人観光客による免税売上増も大きく寄与した。

高島屋(月末締め)・・・

2度の降雪があったものの、インポートブランドや宝飾品・時計等の高額品に加え、リビング用品や紳士服・婦人雑貨等のファッションアイテムも好調に推移し、4ヶ月連続の前年比プラスとなった。

商品売上では、好調を維持している特選衣料雑貨、宝飾品等の高額品が引き続き大きく売上を伸ばし、加えて紳士服・紳士雑貨・婦人雑貨等のファッションアイテムや家具等のリビング用品も前年比プラスとなった。一方、食料品は前年並みとなり、婦人服はマイナスとなった。

Jフロント(大丸・松坂屋)(月末締め)・・・

首都圏店舗を中心に大雪など荒天による入店客数減の影響を受けたものの、ラグジュアリーブランドや時計宝飾品が大きく売上を牽引したほか、バレンタイン商戦も好調に推移するとともに、防寒雑貨やスプリングコートにも動きが見られた。

H2Oリテーリング(月末締め)・・・

衣料品104.0%、身の回り品97.1%、家庭用品107.7%、食料品103.1%、雑貨115.8%であった。

資料4. 2月・百貨店販売統計(日本百貨店協会)

昨年末からの増勢を継続し4ヶ月連続のプラスとなった。

今年2月は、関東甲信地方を中心とした2週連続の記録的な大雪により、中旬までは入店客数に大きな影響を受けたものの、中旬以降はプラス基調を回復し、消費税引上げ前の駆け込み需要や、各店の積極的な催事開催などを背景に、1月の伸び率を上回る水準で好調に推移した。

天候不順から衣料品は前年を若干下回ったが、ラグジュアリーブランドや高級時計・宝飾品などの高額商材は依然活況で、引き続き高い伸びを示した。また、季節催事のバレンタイン商戦(菓子など)が全国的に好調だったほか、まとめ買いの傾向もみられる化粧品が二桁増を示したことなどが、商況全体を押し上げる要因となった。

また、住宅市場の活況と前倒し需要を受けて家具(+24.8%)が、97年3月(+55.4%)以来の高い伸びを記録した。

 

*主要商品の動き

主要5品目では、雑貨が16ヶ月連続、身の回り品が7ヶ月連続、家庭用品が5ヶ月連続、食料品が2ヶ月連続のプラス。衣料品が4ヶ月ぶりのマイナスとなった。

また、美術・宝飾・貴金属が18ヶ月連続、家具が7ヶ月連続、化粧品が4ヶ月連続、その他家庭用品、菓子が3か月連続、その他衣料品、その他雑貨、生鮮食品が2ヶ月連続、家電が3ヶ月ぶり、その他食品が4ヶ月ぶりのプラスとなった。

紳士服・洋品・・・0.0%、4ヶ月ぶりマイナス

婦人服・洋品・・・△0.9%、4ヶ月ぶりマイナス

子供服・洋品・・・△1.3%、5ヶ月連続マイナス

その他衣料品・・・+2.8%、2ヶ月連続のプラス

衣料品合計・・・△0.5%、4ヶ月ぶりマイナス

身の回り品合計・・・+5.9%、7ヶ月連続プラス

化粧品・・・+11.7%、4ヶ月連続プラス

美術・宝飾・貴金属・・・+24.5%、18ヶ月連続プラス

商品券・・・△6.5%、36ヶ月連続マイナス

 

*2月主要店舗増減

伊勢丹新宿(店頭)111.1%、伊勢丹立川95.5%、伊勢丹松戸92.5%、伊勢丹浦和101.0

三越日本橋(店頭)99.6%、三越銀座110.7%、三越千葉94.0

高島屋日本橋106.0%、高島屋横浜102.6%、高島屋新宿103.8%、高島屋玉川101.4

高島屋大阪107.2%、高島屋京都106.2

大丸心斎橋111.0%、大丸梅田105.6%、大丸東京105.0%、大丸京都104.2%、大丸神戸108.9

松坂屋名古屋111.3%、松坂屋上野103.2

阪急本店112.7%(阪急うめだ本店113.4%、阪急メンズ大阪108.4%)

阪神本店83.2

 

*2月の外国人観光客の売上高

対象45店舗(外国人観光客誘致委員会委員店)の売上は45億5622万円、前年比180.3%となった。

購買客数は前年比172.9%、一人当たり購買単価は前年比104.3%の8万6630円であった。

(調査品目に主力商品である化粧品、食料等は免税手続き対象外のため含まれず)

訪日外国人については、春節休暇の中華圏(中国・香港・台湾)と成長市場のアセアン(タイ・シンガポール・マレーシア等)からの来店客が牽引する形で、売上・客数共に大幅な伸びを続けている。

 

 

資料5. 2月チェーンストア販売統計(日本チェーンストア協会)

既存店(店舗調整後)の販売額は101.5%で3ヶ月ぶりのプラスとなった。

2月度は、食料品は相場高の影響もあり農産品、畜産品が好調だったほか、住関品では、医薬・化粧品、家具・インテリア、家電などが好調だった。衣料品は苦戦したものの店舗調整後の売上は3ヶ月ぶりのプラスとなった。

 

*商品の動き

食料品・・・

(農産品)・・・

農産品は、鍋物需要もあり、大根、白菜、きのこ類が好調だったほか、玉ねぎ、じゃがいも、キャベツやトマト、カット野菜などが好調だったが、ホウレンソウや小松菜、チンゲン采などの葉物野菜が不調だった。果物では、バナナ、リンゴなどが好調だったが、イチゴ、輸入柑橘類は不調だった。

(畜産品)・・・

畜産品は、牛肉、豚肉、鶏肉が好調だったほか、ハム・ソーセージ、鶏卵も好調だった。

(水産品)・・・

水産品は、タラ、マグロ、ちりめんなどの塩干物、カキなどが好調だったが、近海魚、刺身、うなぎなどは不調だった。

(総菜)・・・

惣菜は、温惣菜ではスナック、揚げ物、中華は好調だったが、焼魚や焼鳥などの焼き物は不調だった。要冷惣菜では、サラダなどの洋惣菜や和惣菜が好調だった。米飯は好調、寿司は不調だった。

(その他食品)・・・

その他食品は、缶詰、麺類が好調のほか、特定保健用食品飲料や乳酸菌飲料、コーヒーなどの嗜好品、ベーカリーが好調だったが、冷凍食品、袋麺、米は不調に終わった。

 

衣料品・・・

(紳士衣料)・・・

紳士衣料は、カッターシャツ、セーター、シニア向け衣料は好調だったが、スーツ、ジャケット、スラックスは不調だった。

(婦人衣料)・・・

婦人衣料は、フォーマル、セーター、ジーンズは好調だったが、コート、スーツ、カットソー、パンツ・スカートは不調だった。

(その他衣料・洋品)・・・

その他衣料・洋品は、防寒靴下や帽子、手袋などの季節商品のほか、婦人ブーツ、レインシューズが好調だったが、紳士・婦人・子供の肌着、紳士・子供のパジャマは不調だった。

 

住関連・・・

(日用雑貨品)・・・

日用雑貨品は、ペーパー類、大人用おむつ、旅行用カバンなどが好調だったが、調理器具などの台所用品、文具は不調だった。

(医薬・化粧品)・・・

医薬・化粧品は、カイロ、風邪薬が好調のほか、カウンセリング化粧品、ボディケア、住宅用洗剤や液体洗濯洗剤が好調だったが、芳香剤、フェイスメイク、フェイスメイク、ヘアケア、マスクなどは不調だった。

(家具・インテリア)・・・

家具・インテリアは、収納ケース、TV台、ソファ、マットレス、カーテンが好調だったが、カーペット、寝具寝装品などが不調に終わった。

(家電製品)・・

家電製品は、エアコン、冷蔵庫、洗濯機、調理家電、テレビ、レコーダーは好調だったが、デジタルカメラ・プリンターなどは不調だった。

(その他)・・・

その他商品は、ペットフード等のペット用品、電動アシスト自転車、軽快車、スポーツシューズなどが好調だったが、スポーツウェア、スポーツバックは不調だった。

 

以上

 

資料5部

資料1.2014年業種別商業販売額(経済産業省)

資料2.2014年家計調査・2人以上世帯(総務省)

資料3.2014年小売売上情報

資料4.2014年百貨店販売統計(日本百貨店協会)

資料5.2014年チェーンストア販売統計(日本チェーンストア協会)


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2014年小売売上情報.pdf
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2014年百貨店販売統計.pdf
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