レポートNo104 2014.3.6  <倉林 勝>

リテール2014年1月資料

1月は比較的天候に恵まれ、卸売業は9ヶ月連続増加し、小売業も6ヶ月連続で増加した。卸売業では復興需要や政府支出などで建築材料卸売業が大きく増加し、消費税仮需から機械器具卸売業も増加する。小売業は自動車小売業、機械器具小売業が大きく牽引する。専門店は概ね順調なスタートとなり、百貨店も3ヶ月連続で増加した。全店ベースでみると、チェーンストア、ホームセンター、コンビニエンスも順調であった。


2月の天気・・・気象庁

*1月の概要

:全国的に中旬は低温、下旬は高温

中旬は冬型の気圧配置が強まり、全国的に気温が低くなった。一方、下旬は全国的に気温が平年を上回る日が多かった。

:東日本以西で日照時間がかなり多く、沖縄・奄美で降水量がかなり少なかった

中旬は冬型の気圧配置が強まって北日本から西日本にかけての太平洋側では晴れの日が多く、下旬は東・西日本と沖縄・奄美では高気圧に覆われて日本海側でも晴れる日があったことから、東・西日本、沖縄・奄美では、月間日照時間がかなり多く、沖縄・奄美は月降水量がかなり少なかった。

西日本日本海側、西日本太平洋側、沖縄・奄美では月間日照時間が平年の136%、127%、175%となり、1月としては統計を開始した1946年以降最も多い値を更新、また沖縄・奄美では月降水量が平年の35%となり、1月としては1946年以降では最も少ない値を更新した。

:降雪量は北日本と山陰の一部を除き平年並みか少ないところが多かった

中旬を中心に北日本から西日本の日本海側の所々で大雪となる日もあったものの、アメダスも含めた降雪量は、北日本の一部や山陰の一部で多いところがあったほかは平年並みか平年より少ないところが多かった。

 

*2月の概要

:太平洋側では大雪に2度見舞われ、関東甲信地方を中心に記録的な大雪となった

低気圧が日本の南岸を通過し、7日から8日にかけてと14日から16日にかけては広い範囲で大雪となり、関東甲信地方を中心に最深積雪の記録を更新したところがあった。

:北日本から西日本にかけて月平均気温は平年並みだが、気温の低い日が多かった

月のはじめと終わりに暖かい空気に覆われて気温がかなり高くなったが、上旬半ばから下旬はじめにかけては、大陸の高気圧が下層の寒気を伴なって日本海に張り出したため、気温の低い日が多かった。

:日本海側では、降雪量は少なかった

上空に強い寒気が流れ込むことはほとんどなかったことから、日本海側の降雪量は少なかった。

 

*2月の概況

1月末に移動性高気圧が通過した後、3日にかけて暖気が流れ込み、全国的に気温がかなり高くなった。一方、上旬半ばから下旬はじめにかけては、大陸の高気圧が下層の寒気を伴なって日本海に張り出し、気温の低い日が多かった。このため、月平均気温は北日本から西日本にかけて平年並みとなり、沖縄・奄美では高かった。北日本では冬型の気圧配置となる日が多く、日本海側では曇りや雪の日が多かったが、上空に強い寒気が流れ込むことはほとんどなかったことから、日本海側の降雪の深さ月合計は少なかった。また、低気圧が周期的に日本の南を通過したため、西日本や北・東日本太平洋側でもたびたび雪や雨となった。7日から8日にかけてと14日から16日にかけては、低気圧が日本の南岸を発達しながら通過したことから、広い範囲で大雪や大雨となり、特に14日から16日にかけては関東甲信地方を中心に過去の最深積雪の記録を大幅に上回る記録的な大雪となった。東日本太平洋側では、降雪の深さの月合計が平年の601%となり、2月としては統計を開始した1961年以降最も多い値を更新した。その後は、北日本を中心に冬型の気圧配置が続いたが、下旬半ばには移動性高気圧に覆われて全国的に晴れて気温も平年を上回った。

 

*2月の気温・降水量・日照時間等の気象統計値

平均気温・・・月平均気温は、沖縄・奄美で高かった。北日本から西日本にかけては平年並みだった。

降水量・・・月降水量は、東日本太平洋側ではかなり多く、北日本太平洋側、西日本、沖縄・奄美で多かった。前橋、熊谷、秩父では2月の月降水量の多い方からの1位を更新した。一方、東日本日本海側ではかなり少なく、北日本日本海側で少なかった。福井では2月の月降水量の少ない方からの1位を更新した。

日照時間・・・月間日照時間は、東・西日本で少なかった。一方、北日本太平洋側、沖縄・奄美では多かった。北日本日本海側は平年並みだった。

降雪・積雪・・・降雪の深さ月合計は、東・西日本太平洋側ではかなり多く、北日本太平洋側で多かった。前橋、熊谷、甲府など16地点では2月の降雪の深さ月合計の多い方からの1位を更新した。一方、北日本から西日本にかけての日本海側では少なかった。月最深積雪は、北日本、東日本太平洋側で平年を上回ったところが多かった。前橋、熊谷、甲府など11地点では2月の月最深積雪の大きい方からの1位を更新した。

 

*2月の各地の平均気温・降水量

札幌・・・平均気温△3.5℃(平年比△0.4℃)・・降水量89.0mm(平年比95%)・・降水日数17

仙台・・・平均気温1.4℃(平年比△0.6℃)・・降水量78.5mm(平年比204%)・・降水日数6

東京・・・平均気温5.9℃(平年比△0.6℃)・・降水量157.5mm(平年比281%)・・降水日数7

新潟・・・平均気温2.5℃(平年比△0.4℃)・・降水量73.5㎜(平年比60%)・・降水日数11

名古屋・平均気温5.3℃(平年比+0.1℃)・・降水量132.5mm(平年比202%)・・降水日数5

大阪・・・平均気温5.8℃(平年比△0.5℃)・・降水量55.0mm(平年比89%)・・降水日数7

広島・・・平均気温6.2℃(平年比+0.2℃)・・降水量42.0mm(平年比63%)・・降水日数7

高知・・・平均気温8.1℃(平年比+0.6℃)・・降水量132.5mm(平年比125%)・・降水日数8

福岡・・・平均気温7.6℃(平年比+0.2℃)・・降水量83.0mm(平年比116%)・・降水日数12

(降水日数は1㎜以上降った日)

 

*3月の予報(日本気象協会)

北日本日本海側では、平年と同様に曇りや雪または雨の日が多いでしょう。北日本太平洋側では、平年と同様に晴れの日が多い見込みです。東・西日本では、天気は数日の周期で変わり、東・西日本太平洋側では、平年と同様に晴れの日が多いでしょう。沖縄・奄美では、平年に比べ曇りや雨の日が少ない見込みです。

気温は、沖縄・奄美で平年並または低い確率ともに40%です。降水量は、沖縄・奄美で平年並または少ない確率ともに40%です。

 

 

資料1. 1月・業種別商業販売額(経済産業省)

*1月の商業販売額(卸売業&小売業)は37兆2080億円、前年比+4.1%、9ヶ月連続の増加となった。

 

*卸売業販売額は25兆4760億円、前年比+3.9%、9ヶ月連続の増加となった。

業種別に見ると、建築材料卸売業+9.3%、機械器具卸売業+7.7%、家具・建具・じゅう器卸売業+4.8%、食品・飲料卸売業+4.3%、鉱物・金属材料卸売業+4.3%、化学製品卸売業+4.2%、その他卸売業+2.8%、衣服・身の回り品卸売業+1.6%、農畜産物・水産物卸売業+0.8%、各種商品卸売業+0.5%、医薬品・化粧品卸売業+0.4%、繊維品卸売業+0.1%の増加となった。

減少業種は無かった。

*大規模卸売店販売額は8兆6307億円、前年比+7.7%、6か月連続の増加となった。

商品別に見ると、鉄鋼+19.2%、家庭用電器機械器具+18.6%、自動車+18.1%、その他商品+16.4%、建築材料+15.3%の増加となった。

一方、その他輸送機械器具△22.5%、非鉄金属△15.9%、衣服・身の回り品△1.6%の減少となった。

 

*小売業販売額は11兆7320億円、 前年比+4.4%、6か月連続の増加となった。

業種別に見ると、自動車小売業+21.4%、機械器具小売業+7.5%、医薬品・化粧品小売業+3.1%、燃料小売業+2.9%、その他小売業+2.7%、織物・衣服・身の回り品小売業+2.4%、飲食料品小売業+2.2%、各種商品小売業(百貨店など)+0.7%の増加となった。

減少業種は無かった。

*大型小売店販売額(百貨店&スーパー)は1兆7135億円、前年比+0.8%、6ヶ月連続の増加となった。

百貨店は6042億円、前年比+2.3%、3か月連続の増加、スーパーは1兆1093億円、前年比+0.0%の横ばいとなった。

商品別では、衣料品△0.1%の減少、飲食料品+0.8%の増加、その他+1.9%の増加となった。

既存店で見ると百貨店は+3.2%の増加(3ヶ月連続の増加)、スーパーは△1.6%の減少(3ヶ月連続の減少)となり、大型小売店全体としては+0.1%の増加(3ヶ月連続の増加)となった。

*コンビニエンス販売額は7946億円、前年比+5.4%、11ヶ月連続の増加となり、既存店は2ヶ連続の減少となった。

商品別に見ると、ファーストフード及び日配食品+11.0%、加工食品+3.3%、非食品(タバコを含む)+1.4%、商品販売額合計+5.3%、サービス売上高+5.8%となった。

(サービスはコピー、ファクシミリ、宅配便、商品券、各種チケット、宝くじ、DPE,レンタル、航空券、宿泊券、クリーニング等である)

*日本フランチャイズ協会(コンビニエンス統計調査月報・会員10社)

(10社・・・ココストア、サークルKサンクス、スリーエフ、セイコーマート、セブンイレブン・ジャパン、ファミリーマート、ポプラ、ミニストップ、デイリーヤマザキ、ローソン)

今月は、西日本の平均気温は高かったが、その他の地域は平年並みだった。また、北日本日本海側を除いた地域では降水量が少なく晴れた日が多かった。コーヒー等のカウンター商材が引き続き好調に推移したが、タバコ購入者減少等の影響を受け既存店売上高は前年を下回った。

既存店ベースでは客数11億2865万人(前期比+1.4%)、平均客単価607.1円(前期比△1.5%)となり、売上高は6852億円(前期比△0.1%)となった。

全店ベースでは客数12億2437万人(前期比+6.7%)、平均客単価625.6円(前期比△1.4%)となり、売上高は7549億円(前期比+5.1%)となった。

全店ベース店舗数49.481店(前年同月46.963店)、前期比5.4%増となった。

 

*ホームセンター(日本DIY協会・39社全店ベース)

(39社の中にジョイフル本田は含まれず)

店舗数と売場面積は調査開始以来10年5ヶ月連続で増加。

全店売上は前期比+2.6%の増加、既存店売上は前期比△0.1%の減少となった。

リフォーム等の一部高額商品分野では、前月に引き続き、消費税率引き上げ前の需要増に動きが見られた。また、西日本を中心に、園芸用品等が好調となった。

売上高を商品分野別に見ると、「サービス業務」、「DIY素材・用品」、「家庭日用品」の3分野で増加となった。

資料2. 1月・家計調査・2人以上世帯(総務省)

<家計調査>

1月の1世帯当たりの消費支出は297.070円となり名目前年比で+2.8%の増加、実質前年比で+1.1%の増加となった。(5ヶ月連続の実質増加)

住居・自動車購入・贈与金・仕送り金等を除く消費支出は名目前年比で+2.7%の増加、実質前年比で+1.0%の増加となった。(4ヶ月ぶりの実質増加)

勤労者世帯(主にサラリーマン世帯など自営業を除く)の実収入は438.646円となり、名目前年比+1.1%の増加、実質前年比は△0.6%の減少となった。(4ヶ月連続の実質減少)

可処分所得は358.398円で名目前年比は+1.2%の増加、実質前年比は△0.5%の減少となった。(6ヶ月連続の実質減少)

消費支出は325.804円で4ヶ月連続の実質減少となった。平均消費性向は前年同月から+0.3pts増加し90.9%となった。

増加項目・・・

(設備修繕・維持)・・・外壁・塀等工事費、設備器具

(洋服)・・・背広服、婦人服

(教養娯楽サービス)・・・国内パック旅行費、宿泊費

(自動車等関係費)・・・自動車購入、自動車等整備費

(和服)・・・婦人用着物、婦人用帯

(野菜・海藻)・・・レタス、ブロッコリー

(外食)・・・和食、洋食

減少項目・・・

(授業料等)・・・私立大学、専修学校

(交際費)・・・贈与金、付き合い費

(他の光熱)・・・灯油

(ガス代)・・・プロパンガス、都市ガス

 

1月に増加した主な品目(二人以上世帯・実質増加率5%以上)

(食料)・・・(魚介類)まぐろ19.2%、(肉類)豚肉7.7%、鶏肉6.4%、(外食)和食9.6%、洋食8.8%、飲酒代5.8%、すし(外食)7.7%、中華食21.2

(住居)・・・(設備・修繕維持)36.4

(家具・家事用品)・・・(家庭用耐久財)電機冷蔵庫185.5%、炊事用電気器具44.3%、エアコンディショナー19.7

(被服及び履物)・・(・男子用洋服)32.2%、(婦人用洋服)17.6%、子供用洋服23.3%、履物類9.7

(交通・通信)・・・(自動車等関係費)自動車購入9.7

(教養娯楽)・・・(教養娯楽耐久財)テレビ21.4%、(教養娯楽サービス)国内パック旅行費80.8%、宿泊料19.9%、遊園地入場・乗り物代31.9

(その他の消費支出)・・・(身の回り品)装身具52.8%、ハンドバック23.8%、腕時計13.9

 

<家計消費状況調査>

*12月家計消費状況調査名目増減率(2人以上の世帯・支出関連項目・確定値)

主な品目状況・・・

自動車(新車)・・・名目+26.5%の増加、実質+26.9%の増加

家屋に関する設備費・工事費・修理費(外装)・・・名目+18.8%の増加、実質+18.8%の増加

冷蔵庫・・・名目+56.2%の増加、実質58.3%の増加

エアコンディショナー・・・名目+23.7%の増加、実質17.5%の増加

パック旅行費(国内)・・・名目+29.4%の増加、実質25.9%の増加

航空運賃・・・名目+22.8%の増加、実質+24.0%の増加

宿泊料・・・名目+28.0%の増加、実質+23.7%の増加

 

10%以上の名目増減品目

増加項目・・・

(通信・放送)・・・インターネット接続料+10.0%、ケーブルテレビ受信料+10.1

(家具等)・・・たんす+20.3%、布団+13.5%、机・いす(事務用・学習用)+31.8%、食器戸棚+19.5%、応接セット+40.7

(衣類等)・・・婦人用スーツ・ワンピース+13.9%、和服(男子・婦人用)+10.4%、装身具(アクセサリー類)+24.5

(自動車等関係)・・・自動車(新車)+26.5

(住宅関係)・・・家屋に関する設備費・工事費・修理費(外装)+18.8%、家賃+17.0%、宅地の地代+61.2

(家電等)・・・冷蔵庫+56.2%、洗濯機+11.8%、エアコンディショナー+23.7%、パソコン+35.0%、カメラ(使い捨てカメラは除く)+35.2

(医療)・・・歯科診療代+11.2%、出産入院料+16.5

(その他)・・・有料道路料(ETC利用)+15.8%、自動車教習料+11.6%、航空運賃+22.8%、宿泊料+28.0%、パック旅行(国内)+29.4%、パック旅行(外国)+26.9%、スポーツ施設使用料+11.8%、挙式・披露宴費用+43.0%、信仰関係費+52.2

減少項目・・・

(通信・放送)・・・ナシ

(家具等)・・・ナシ

(衣類等)・・・ナシ

(自動車等関係)・・・自動車(中古車)△13.2%、自動車保険料(自賠責)△21.2%、自動車整備費△12.5

(住居関係)・・・ナシ

(家電等)・・・ステレオセット△33.3%、移動電話機(携帯・PHS本体価格と加入料)△25.0%、テレビゲーム(ソフト含む)△31.8

(医療)・・・ナシ

(その他)・・・葬儀・法事費用△21.3

 

*12月にインターネットを通じて注文をした世帯数・・・

(平成25年12月)・・・支出金額7232円、世帯数26.4

(平成24年12月)・・・支出金額5263円、世帯数24.4

1世帯がインターネットを利用した支出総額は名目で+16.4%の増加、実質で+14.1%の増加である。

 

*1月の消費者物価総合指数前年同月との比較

(食料)+1.1%・・・生鮮食品+2.8%、生鮮食品を除く食料+1.0

生鮮魚介+7.3%(さけ+25.3%)

(住居)△0.3

(光熱・水道)+5.6

電気代+8.5

(家具・家事用品)+1.9

(被服及び履物)+0.3

(保健医療)△0.4

(交通・通信)+2.0

自動車関係費+3.0%(ガソリン+6.5%)

(教育)+0.7

(教養娯楽)+1.0

教養娯楽用耐久財+4.7%(テレビ+3.7%)

(諸雑費)+3.5

他の諸雑費+6.6%(障害保険料+10.1%)

 

 

資料3. 1月・小売売上情報

ユニクロ(国内)(月末締め)・・・

既存店売上高115.0%、既存店客数109.9%、既存店客単価104.6

累計(8月~) 既存店売上高102.3%、既存店客数101.0%、既存店客単価101.3

既存店売上高は、キャンペーン商品を中心に冬物販売が好調に推移した。

ポイント(アダストリアHD)(月末締め)・・・

既存店売上高92.0%、既存店客数93.2%、既存店客単価98.7

累計(3月~) 既存店売上高99.8%、既存店客数101.7%、既存店客単価98.1

レディースのコート・ニット類、メンズシャツ・カーディガン・アウターが牽引したものの、全体として客数が伸びなかった。

ハニーズ(月末締め)・・・

既存店売上高93.3%、既存店客数87.8%、既存店客単価106.2%、月末店舗数837店舗

累計(6月~) 既存店売上高93.8%、既存店客数88.7%、既存店客単価105.8

中旬以降、春物は好調に推移したが、初売り期間のマイナス分をカバーできなかった。商品としては、カットソー、ジャケット、スカートが売れ筋となった。

中国直営店売上高は、全店で前年比101.5%、既存店で92.0%となり、累計では全店で94.6%、既存店で80.3%となった。

しまむら(20日締め)・・・

既存店売上高101.3%、全店客数101.3%、全店客単価102.0%、月末店舗数1299店舗

アベイル(20日締め)

既存店売上高96.0%、全店客数96.0%、全店客単価102.1%、月末店舗数280店舗

ライトオン(20日締め)・・・

既存店売上高97.2%、既存店客数95.6%、既存店客単価101.7

累計(9月~) 既存店売上高93.6%、既存店客数95.7%、既存店客単価97.8

12月下旬以降冷え込みが強まったこともあり、防寒商品の動向は良かったものの、その他冬物商品の販売は全般的に苦戦した。

商品動向としては、メンズ、ウィメンズともに、保温・発熱機能素材のボトム、ダウンジャケット、モッズコートが堅調に推移した。

マックハウス(月末締め)・・・

既存店売上高101.8%、既存店客数107.9%、既存店客単価94.3%、月末店舗数484店舗

累計(3月~) 既存店売上高94.5%、既存店客数95.1%、既存店客単価99.4

当月は、来季導入予定の「ネイビーストア」の為の売り尽くし改装閉店セールを9日より実施した。このセールによって客数が伸長し、冬物商品の販売が好調に推移した。「ネイビーストア」とは、店舗内の一部分で展開するライフスタイル雑貨ショップのことである。

商品動向としては、メンズおよびレディースのカットソー、ニット、キッズ全般が堅調に推移した。

ユナイデットアローズ(月末締め)・・・

既存店小売売上高104.9%、小売既存店客数94.8%、小売既存店客単価106.6%、

ネット通販既存店売上高111.5%、小売+ネット通販既存店売上高105.5

1月は、月を通じて秋冬物商品のセール販売が好調で、全体の売上を牽引した。セールの動向としてはメンズのニット、ジャケット、パンツ、シューズ、マフラー等、ウィメンズのアウター、シャツ、ニット、スカート、シューズ、マフラー等の動きが目立った。

西松屋チェーン(20日締め)・・・

既存店売上高102.8%、既存店客数100.8%、既存店客単価102.1

累計(3月~) 既存店売上高100.8%、既存店客数98.3%、既存店客単価102.5

当月は、衣料品を中心に堅調に推移し、また雑貨商品も大型育児用品を中心に堅調に推移した。

青山商事(月末締め)・・・

既存店売上高103.4%、既存店客数97.6%、既存店客単価105.9%、月末店舗数855店舗

スーツを中心に好調に推移した。

アオキHD(月末締め)・・・

既存店売上高101.5%、既存店客数94.3%、既存店客単価107.7%、月末店舗数642店舗

良品計画(月末締め)・・・

直営既存店売上107.7%、直営既存店客数102.6%、直営既存店客単価105.0

直営既存店 衣料・雑貨105.7%、生活雑貨107.7%、食品119.1

全体販売状況 本格的なセール期に入り、引き続き衣服・雑貨、生活雑化ともに販売が好調で、季節商品の在庫消化は概ね計画通りに推移した。月を通して、ベッド、ソファ、収納家具などファニチャー全般の売上が上昇した。

 

ニトリ(20日締め)・・・

既存店売上高112.7%、既存店客数103.9%、既存店客単価108.5%、月末店舗数308店舗

アルペン(月末締め)・・・

既存店売上高98.6%、既存店累計売上高99.7

ゼビオ単体(月末締め)・・・

既存店売上高98.3%、既存店累計売上高98.4

ヒマラヤ単体(月末締め)・・・

既存店売上高105.2%、既存店累計売上高99.0%、既存店客数106.3%、既存店客単価98.4

ABCマート(月末締め)・・・

既存店売上高103.4%、既存店客数101.4%、既存店客単価102.0

1月は、お正月商戦が1日少ない状況だったが、比較的天候に恵まれ好調に推移した。地域別では、都心部、地方郊外のアウトレット業態の既存店が好調だった。

商品面では、スニーカーを中心に引き続きスポーツが好調となった。

チヨダ(月末締め)・・・

既存店売上91.5%、既存店客数90.3%、既存店客単価101.2%、月末店舗数1108店舗

累計(3月~) 既存店売上高96.5、既存店客数95.1%、既存店客単価101.5

当月は、初売りから季節商材のクリアランスに入り、北海道・中部地区が引き続き好調に推移したが、関東・東北地区は前年の大雪によりスノーシューズの販売が非常に良く、今年はその反動が響いた。

販促施策として、初売りチラシに加え、400万人のメルマガ会員を対象にクーポンセールなどの集客施策を行ったが、前年の反動を吸収するには至らなかった。

三越伊勢丹(月末締め)・・・

伊勢丹新宿本店と三越銀座店が2桁の伸びとなり全体を牽引。三越日本橋本店、伊勢丹立川店、伊勢丹浦和店など多くの店舗で前年実績を超えた結果、首都圏三越伊勢丹計で前年比10.5%増と2桁の増加となり、12ヶ月連続で前年実績を上回った。

月中旬からのクリアランスセールのスタート前までは正価販売を徹底し、春物新作や定番品などが良く動く。中旬以降は三越伊勢丹のクリアランスをお待ちいただいた顧客により、防寒アイテムを中心に各ブランドの売れ行きが好調。高い伸びを続けてきた時計などの高額品をはじめ、様々なアイテムで売上が上がり、消費増税を意識した購買動機もうかがえる。

高島屋(月末締め)・・・

大きく売上を伸ばした特選衣料雑貨、宝飾品、美術品等の高額品に加え、紳士服、紳士雑貨、婦人雑貨等のファッションアイテムも前年を上回った。また、リビング用品、食料品等の日用品も前年比プラスとなった。一方、婦人服は微減となった。

Jフロント(大丸・松坂屋)(月末締め)・・・

初売りが高額福袋などを中心に好調であったほか、クリアランスセールも堅調に推移し、ラグジュアリーブランドやアクセサリー、時計宝飾品などが引き続き大きく売上を伸ばした。

H2Oリテーリング(月末締め)・・・

衣料品101.9%、身の回り品113.5%、家庭用品108.6%、食料品103.3%、雑貨113.0%であった。

 

 

資料4. 1月・百貨店販売統計(日本百貨店協会)

昨年末からのプラス基調を継続し3ヶ月連続のプラスとなった。

1月は、景況感の回復による消費マインドの改善や、消費税率引き上げを控えた駆け込み需要、更には冷え込みによる季節需要の高まりなどを背景に、売上動向は初売り以降月間を通じて好調に推移した。恒例の福袋や冬のクリアランスセールだけでなく、高付加価値・本物志向の下でプロパー品も良く動いたことから、主力の衣料品が堅調に推移したほか、ラグジュアリーブランドや高級時計・宝飾品などの高額商材についても一段と高い伸びを見せた。また、ほとんどの商品分類で昨年12月の伸び率を上回るなど、年明けから好調なスタートを切ることができた。

商品別では主要5品目全てがプラスになり、住宅市場の活況を受けて家具が2ヶ月連続で2桁増を記録した。

 

*主要商品の動き

主要5品目では、雑貨が15ヶ月連続、身の回り品が6ヶ月連続、家庭用品が4ヶ月連続、衣料品が3ヶ月連続のプラス。食料品が2ヶ月ぶりのプラスと、全品目が2ヶ月ぶりにプラスとなった。

また、美術・宝飾・貴金属が17ヶ月連続、家具が6ヶ月連続、紳士服・洋品、婦人服・洋品、化粧品が3ヶ月連続、その他家庭用品、菓子が2か月連続、その他雑貨、生鮮食品、惣菜が2ヶ月ぶり、その他衣料品が4ヶ月ぶりのプラスとなった。

紳士服・洋品・・・+1.6%、3ヶ月連続プラス

婦人服・洋品・・・+0.2%、3ヶ月連続プラス

子供服・洋品・・・△1.9%、4ヶ月連続マイナス

その他衣料品・・・+2.1%、4ヶ月ぶりプラス

衣料品合計・・・+0.5%、3ヶ月連続プラス

身の回り品合計・・・+6.1%、6ヶ月連続プラス

化粧品・・・+7.3%、3ヶ月連続プラス

美術・宝飾・貴金属・・・+22.6%、17ヶ月連続プラス

商品券・・・△5.9%、35ヶ月連続マイナス

 

*1月主要店舗増減

伊勢丹新宿(店頭)117.7%、伊勢丹立川105.2%、伊勢丹松戸98.3%、伊勢丹浦和104.6

三越日本橋(店頭)106.4%、三越銀座114.6%、三越千葉100.3

高島屋日本橋104.5%、高島屋横浜105.9%、高島屋新宿108.4%、高島屋玉川108.2

高島屋大阪105.0%、高島屋京都101.3

大丸心斎橋105.4%、大丸梅田103.0%、大丸東京106.9%、大丸京都102.1%、大丸神戸107.1

松坂屋名古屋110.4%、松坂屋上野103.5

阪急本店108.6%(阪急うめだ本店108.9%、阪急メンズ大阪107.1%)

阪神本店97.0

 

*1月の外国人観光客の売上高

対象45店舗(外国人観光客誘致委員会委員店)の売上は44億2429万円、前年比217.1%となった。

購買客数は前年比197.5%、一人当たり購買単価は前年比109.9%の7万9852円であった。

(調査品目に主力商品である化粧品、食料等は免税手続き対象外のため含まれず)

訪日外国人は、春節の前倒し(昨年2月10日~、今年1月31日~)もあって、中華圏(中国・台湾・香港等)からの来店が牽引する形で、売上・客数ともに倍増ペースを続けている。

 

 

資料5. 1月チェーンストア販売統計(日本チェーンストア協会)

既存店(店舗調整後)の販売額は99.8%で2ヶ月連続のマイナスとなった。

1月度は、食料品は農産品、畜産品が好調。住関品では、家具・インテリア、家電などが好調だったものの衣料品の不振が響き、前年比マイナスとなった。

 

*商品の動き

食料品・・・

(農産品)・・・

農産品は、相場高のキャベツや白菜、タマネギ、ニンジンのほか、レタスやトマト、じゃがいも、カット野菜が好調だったが、なす、ホウレンソウが不調だった。果物では、バナナ、柑橘類などが好調だったが、イチゴは不調だった。

(畜産品)・・・

畜産品は、牛肉、豚肉、鶏肉が好調だったほか、ハム・ソーセージ、相場高の鶏卵も好調だった。

(水産品)・・・

水産品は、盛り合わせを中心に刺身類が好調のほか、カキ、冷凍カニ・エビ、塩鮭や魚卵などが好調だったが、うなぎなどは不調だった。

(総菜)・・・

惣菜は、温惣菜ではスナック、揚げ物は好調だったが、焼魚や焼鳥などの焼き物、中華は不調だった。要冷惣菜では、サラダなどの洋惣菜や和惣菜が好調だった。米飯、寿司も好調だった。

(その他食品)・・・

その他食品は、鍋物需要により鍋ツユや練り物などが好調のほか、特定保健用食品飲料や乳酸菌飲料、ベーカリーが好調だったが、冷凍食品、麺類、相場安の米が不調に終わった。

 

 

衣料品・・・

(紳士衣料)・・・

紳士衣料は、スーツ、カッターシャツ、セーターは好調だったが、コート、スラックス、カジュアルパンツは不調だった。

(婦人衣料)・・・

婦人衣料は、ジャケット、セーター、ジーンズは好調だったが、コート、カットソー、パンツ・スカートは不調だった。

(その他衣料・洋品)・・・

その他衣料・洋品は、冬用靴下やレイングッズ、マフラー、手袋が好調だったが、紳士・婦人・子供の肌着、ベビー用品は不調だった。

 

住関連・・・

(日用雑貨品)・・・

日用雑貨品は、ペーパー類、トランクなどの旅行用カバン、男児玩具は好調だったが、文具、ゲーム機器は不調だった。

(医薬・化粧品)・・・

医薬・化粧品は、カウンセリング化粧品、マスク、風邪薬が好調だのほか、液体洗濯洗剤、ボディケア、フェイスケアも好調だった。フェイスメイク、ヘアケア、カイロは不調だった。

(家具・インテリア)・・・

家具・インテリアは、押し入れ収納ケース、こたつ布団や冬物布団、冬物敷パッド、マットレス、インテリア小物が好調だったが、カーテンやカーペットなどがやや不調に終わった。

(家電製品)・・

家電製品は、エアコン、冷蔵庫、洗濯機、調理家電は好調だったが、テレビ、暖房器具、デジタルカメラなどは不調だった。

(その他)・・・

その他商品は、ペットフード等のペット用品、電動アシスト自転車、軽快車、スポーツウェア、スポーツシューズなどが好調だったが、生花、園芸用品は不振だった。

 

以上

 

資料5部

資料1.2014年業種別商業販売額(経済産業省)

資料2.2014年家計調査・2人以上世帯(総務省)

資料3.2014年小売売上情報

資料4.2014年百貨店販売統計(日本百貨店協会)

資料5.2014年チェーンストア販売統計(日本チェーンストア協会)


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2014年業種別商業販売額(経産省).pdf
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2014年家計調査(生地&手芸).pdf
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2014年小売売上情報.pdf
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2014年百貨店販売統計.pdf
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2014年チェーンストア販売統計.pdf
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